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趣味は小説の執筆と音楽の演奏
診療の枠にとらわれない、誰かの力になれる存在に


大垣クリニック
 
おおがき・まさはる
院長 大垣 雅晴 先生
 
【経歴】
京都府立医科大学卒業。公立山城病院、市立福知山市民病院、京都第二赤十字病院、六地蔵総合病院副院長を経て、2015年より現職。日本外科学会認定外科専門医、日本消化器外科学会認定消化器外科専門医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医。
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周囲のために力を尽くすという揺るぎない信念

 大垣クリニックの大垣雅晴院長は、医師や消化器外科を選んだ理由に特別なものはなかったと振り返る。目の前のことに日々一生懸命に取り組んできて、気が付いたら医師への道を選択していた。そしてがんの患者と接していく中で、医師として人の役に立ちたいという思いが日増しに強くなっていったという。
 
 そんな大垣院長の趣味の1つは、読書と小説の執筆だ。誰かに見せたり発表したりすることはないものの、30年にわたってこつこつと書き溜めてきたという。「若い頃に『生きるのが苦しいな』と思ったことがありました。その時小説から得た『前向きになれる力』が大きかったのです。自分が書いた文章が、ほんの少しでも誰かの力になれば、生涯を通じて何か残せれば、自分としては本望ですね」
大垣院長はもう1つの趣味に音楽を挙げる。ジャズやブルース、ロックを中心にクラシックも良く聴き、音楽から得た力は小説と同様に大きかったという。また音楽鑑賞のみならず、大学在学中に友人から誘われてバンドに参加。ボーカルやギターを担当し、演奏する面白さにのめりこんできたという。「それまで聴く側一辺倒だったのですが、自分達で表現するということがこんなに楽しいのかと衝撃を受けました。仕事との両立が難しくて中断していた時期もありましたが、今では外科医同士でグループを組み、無理せず続けています」。
 
 また大垣院長はプライベートも含めて、人と会う機会が大切だと考えている。「人と会うことはエネルギーが必要となりますが、得られるものはびっくりするくらい大きいなと思っています。誰かとお話しする機会があれば積極的にお話をしたいと思いますね」。毎日を『必死の精一杯の延長』と表現する大垣院長。それは日々の診療の枠にとどまらず、『周囲にとって何か少しでもプラスの影響を』と考える大垣院長の姿勢に表れている。

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