救急で培った高度な技術と
連携体制のもと、TAVIを提供

 


 

新病院への移転に伴いTAVIをスタート

 埼玉石心会病院は、狭山・入間・所沢・飯能・日高市などの埼玉県西部医療圏の中核病院として、地域に根差した高度医療を提供している。患者主体の医療を追求し、低侵襲治療も積極的に導入。その最たる例が、新病院への移転を機に開始した、大動脈弁狭窄症へのTAVIだ。「開胸せずに治療できるため、体への負担を格段に抑えられる、高齢者や手術が難しい患者さん向けの治療です」。そう説明する心臓血管外科の木山宏医師が中心となり、90歳を超えた患者にも問題なく実施しているという。「大動脈弁狭窄症があると、自宅での介護の負担が増加しがちで、施設への入居も難しく、行き場を失う方が少なくありません。そうした介護面でも患者さんとご家族の助けとなるでしょう」
 

 同院は開院以来、地域医療の根幹といえる救急分野に注力。現在では心臓血管外科と循環器内科がハートチームとして協力し、心筋梗塞や大動脈瘤の破裂・解離などの緊急手術をはじめ、幅広い心疾患の治療を24時間365日体制で受け入れている。そうして培われた連携体制がTAVIの安定した実施に繋がっている。「もし冠動脈の閉塞や心機能の低下などの合併症が生じても、当院の循環器内科なら迅速な心カテーテル治療、ペースメーカー移植が可能です」と木山医師。
 
 また循環器内科部長の池信平医師も「心臓血管外科の先生方は救急の経験が豊富で治療開始までも非常に早く、緊急手術が必要な場合もすぐに対応してくれます。また大動脈瘤・解離へのステントグラフトの実績に基づいた、血管内のデバイス移動の技術が非常に高いことも、TAVIの高い精度に結びついています」と全幅の信頼を寄せる。こうした診療科同士の信頼に基づく万全の連携体制は、患者にとって心強い限りだ。「高齢化に伴い、こうした低侵襲治療の需要は一層高まると考えています。高齢だから手術ができないと我慢するのではなく、まずは当院にご相談下さい」

Information
社会医療法人 石心会
埼玉石心会病院

 
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