乳幼児に多く発症の腸重積症、早期発見に診療指針【日本小児救急医学会】
2011年8月18日
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日本小児救急医学会では、小児救急の代表的疾患である腸重積症に対する診療指針をまとめた。診療に携わる一般臨床医が、小児の腸の病気をできるだけ早期に発見・診断し、適切な対応をすることによって症状の重症化を防ぐことが目的である。
国内では、毎年3~4千人の患者が出ている可能性がある腸重積症。その多くが原因不明であり、主に0~2歳の乳幼児が発症する代表的なおなかの急性疾患の一つである。腸重積症とは、腸管の一部がそれと続く腸管腔内へ入り込んで、腸管が閉塞され血行が妨げられた状態をいう。症状として、発作性の嘔吐と腹痛・粘血便がみられる。早く発見すれば、空気を使って腸の内側から、はまり込んだ部分を押し戻すなどして治せるという。しかし、発見が遅れて病気が進むと、腸が壊死し、腹膜炎やショックなどで死亡することもある。
これまで病院により治療法にばらつきがあったため、小児救急医学会の委員会では2004年から指針作りを検討。ようやく、診断基準や重症度の評価方法、症状に応じた指針を作った。
関連サイト:http://www.convention-axcess.com/jsep/(日本小児救急医学会)