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HTOを含めた関節外科手術に魅力を感じ
患者に適した手技の提供に力を尽くす

【岡山旭東病院 横山 勝道先生】


一般財団法人操風会
岡山旭東病院

 
整形外科主任医長
よこやま・まさみち
横山 勝道 先生
 
【経歴】
1997年、川崎医科大学卒業。2005年、川崎医科大学大学院 脊椎・関節病態生理学修了。川崎医科大学付属病院スポーツ・関節外科 副医長などを経て現職。

岡山旭東
 

 
 

HTOの魅力を知り積極的に行うように

 大学3年生の時に大病を患って手術を受けたという横山勝道医師。その時の命の恩人と言える医師が整形外科医だったことから、同じ整形外科を志すようになった。「もともと子供の頃から機械いじりやプラモデル作りなど、細かい工作を行い、工夫して良いものに仕上げるという作業が好きでした。そうした作業は、骨折した骨の組み立てや接合、人工関節の留置、骨格の矯正などを行うことに通じるものでもありましたね」として、次第に手術の奥深さ・興味深さにのめり込んでいったと振り返る。
 
 現在積極的に手がけている、変形性膝関節症への「HTO(高位脛骨骨切り術)」に出会ったのは、膝関節外科医を志して大学病院を退職し、多くの関節外科手術を手がける病院に勤務した時だ。当時、HTOは廃れつつある手技で、横山医師も教科書の片隅でしか見たことがなかったという。「ところがその病院では積極的に行っていただけでなく、優れた治療成果を出していたのです。長年変形性膝関節症に苦しんでいた義母にも勧めた所、階段昇降も困難だったのが目覚ましい回復を見せ、好きだった旅行にもどんどん行くようになりました」。そうしたことから次第に魅力に取り憑かれていった。現在では、HTOを数多く手がける整形外科医グループの世話人になり、さらなる手技の改良・進歩も目指している。「もし患者さんが自分の家族ならどの治療を選択するか」と常に自問自答し、手技の改良、さらには人工膝関節単顆置換術といった別の手術の修得・提供など、患者にとって適切な手術の実践に心血を注いでいる。