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手術支援ロボット「ダヴィンチ」を早くから導入
機能を温存し、根治性の高い前立腺がん手術を

【東京腎泌尿器センター大和病院】 (東京都板橋区)

大和1
 
大和2
医療法人財団 明理会
東京腎泌尿器センター
大和病院

 
泌尿器科 部長 河野 義之
 
かわの・よしゆき●信州大学卒業。虎の門病院、NTT東日本関東病院勤務を経て現職。日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医など。
 
 

開腹手術と腹腔鏡下手術の良い所を併せ持つ

 「前立腺がんの手術はがんを摘出するだけでなく、尿が出る道を再形成する必要もあり、その特殊な手術を、ダヴィンチは低侵襲性・確実性で実現してくれます」。そう語る東京腎泌尿器センター大和病院の河野義之医師は、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を、前立腺がん全摘手術が保険適用される前の2011年より導入し、多くの患者の前立腺がん全摘手術を実施してきた。
 
 現在、前立腺がん全摘出手術には開腹手術と腹腔鏡手術があるが、ダヴィンチはこの2つの術式の良い所を併せた手術といえる。手術は腹部に5~12㍉の穴を6カ所開け、そこから内視鏡と手術器具を挿入して行う。術者は奥行きのある体内立体画像を拡大視しながら鉗子を自らの手のように操作し、正しい位置へ迅速にアプローチできる。この、高精度の手術により、がんの取り残しを防ぐ根治性の高さと、筋肉や神経を残す機能温存の両立を図ることが可能になる。また、患者は術後翌日には食事と歩行が可能で、約1週間で退院となることが多いという。
 

検査から手術まで迅速に実施遠方からの来院も多い

 2012年4月の保険適用から17年3月までで400症例という実績と、専門病院ならではの迅速な対応が口コミで拡がり、沖縄から北海道まで、遠方からの来院患者も絶えない。日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医の資格を持つスタッフがすべてをサポート。遠方の患者には、術後の診察を地元で安心して受けられるように他院とも連携している。
 
 河野医師はダヴィンチによる腎がんの部分切除にも取り組んでいる。「現時点では本術式は保険適用外ですが、海外では既に多くの症例が報告されています。従来の手術時では腎臓に血液を送る動脈の遮断(阻血)が必要でしたが、正確な止血・縫合が可能なダヴィンチならそれが不要になるのです」。この無阻血手術は、術後の合併症や生活習慣病の発生リスクの低減につながるという。
 
※ダヴィンチによる腎がん手術は自由診療。費用は85万円(税込)

Information
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TEL.03-5943-2411 FAX.03-5943-2412
【診療科目】泌尿器科ほか
【受付時間】8:00~11:30/13:30~16:30/17:30~20:30
【休 診 日】日・祝・年末年始
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