投稿日： 2017年5月17日 16:56 ｜ 更新：2017年5月17日19:08

医療法人社団 光風会
善利クリニック
 
理事長　善利 元臣
 
ぜんり・もとおみ●東邦大学医学部卒業。東邦大学大森病院第一外科（消化器一般外科）、川崎社会保険病院外科医員を経て現職。日本外科学会認定外科専門医。
 
 

心電図や内視鏡検査、手術などを行う処置室

レントゲン透視室で各部位のレントゲン撮影や胃透視などを実施

院内の待合室

　善利クリニックは、内科、小児科や外科、皮膚科を中心にした診療、敷地内の介護老人保健施設オアシスと連携しての要介護状態の高齢者のケアなどを通じ、地域の家庭医としての役割を担っている。「もともと何でも診ることができる『町のお医者さん』として、ゼネラリストであることを志してきました」と語る善利元臣理事長は、消化器分野を中心に外科・内科のさまざまな経験を重ねてきた医師だ。その経験を生かし、同院では内科的治療から各種検査、予防接種、院内で可能な外科的治療まで幅広く提供してきた。
 
　例えば、横浜市で実施している、胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、前立腺がんの検診すべてに対応可能であり、また、これらすべての検査は自身が行っているという。また、上部消化管内視鏡検査にも力を入れており、今までの経験を生かし、苦痛の少ない検査だと患者から評判である。
 
　治療の際に心がけているのは、「自分が受ける立場だったらどうするか」。その観点から、不要な投薬や検査はせず、本当に必要な治療だけを提供するよう心がけるという。手術を要する疾患の発見時や緊急時に、近隣の病院を紹介する際も同様だ。「よく患者さんにお話ししていますが、私自身がかかりたいと思う先生を紹介するようにしています」と、患者に最も適した施設を選ぶという。これからも善利理事長は、町に溶け込み、地域に密着した姿勢で診療を続けていくであろう。