大動脈解離に対し緊急外科手術とステントグラフト手術で迅速に対応【松原徳洲会病院】(大阪府松原市)
投稿日： 2017年5月17日 17:31 ｜ 更新：2017年5月17日20:14
医療法人 徳洲会
松原徳洲会病院
緊急大動脈疾患に熟練したスタッフが24時間体制で治療
院長・大動脈センター心臓血管外科部長 吉田 毅
松原徳洲会病院は、心疾患の中でも生命に関わり、患者数も増加している大動脈解離を積極的に受け入れている。その柱となるのが、大動脈治療に特化して技術を高めてきたスタッフが揃う大動脈センターだ。「この疾患の治療は、数分の差で結果が違ってしまいます。そうした時間は、多職種が自らの仕事を完璧に行うことで初めて短縮できます」と吉田毅院長。医師が直接迎えに行くドクターカーなどの設備を活用し、24時間３６５日の体制で救急に対応する。
緊急でステントグラフト治療にも対応
大動脈ステントグラフト・血管内治療科部長/大動脈センター長 放射線科部長 阪口 昇二
治療では、吉田院長のもとで行う人工血管置換術に加え、開胸が不要なステントグラフト治療にも緊急で対応する。「解離の範囲が広い症例や、体の奥の方にある下行大動脈での症例など、手術だけでは困難な症例でも低侵襲な治療で対応できるようになりました」。そう語る阪口昇二医師は大動脈瘤での治験の時からステントグラフトに関わってきた経験を持ち、現在では後進の指導にも携わる医師だ。
血管が破れやすい中で迅速さが求められる同治療を正確に行えるのも、阪口医師の経験・技術があってこそだろう。これからも同院では手術とステントグラフトの両方を迅速に実施できるチームが一丸となり、大動脈解離に立ち向かっていく。
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※上記は内科・外科の時間となります。
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●救急は24時間365日で対応させて
いただいております。
【診療科目】心臓血管外科、放射線科、ほか
http://www.matubara.tokushukai.or.jp/
