Web医療新聞 患者さんのための医療情報

治療と検査の最新医療情報トップページ 3DSで予防歯科 セレックシステムで白い歯を一日で バックナンバーはこちらから

特集記事: 2009年7月31日 [ Q&Aでわかる「いい歯医者」 2009年7月31日 掲載 ]

ビヨンドホワイトニングシステム
ノブデンタルオフィス 院長 北原 信也

【取材協力】

ノブデンタルオフィス 院長

北原 信也 (きたはら のぶや)

***

歯が美しくないことで、仕事や対人関係がうまくいかないこともあるかと思います。白く美しい歯を実現するホワイトニングについて、北原信也先生に解説していただきました。

歯が決める全体のイメージ 美しい歯で良い印象を相手に

人と会ったとき、顔を見てその人の印象を決めることが多く、第一印象は目で決まると思います。次の印象として、感じの良さなどを感じるのは笑ったり話したりしているときの歯の見え方が重要になります。私たちは普段あまり意識していませんが、歯の美しさを見て人の全体の印象を決めているところがあります。歯が美しいと、どの角度から見ても美しく感じるような笑顔ができるようになると思います。

欧米諸国では、多くの方が歯の健康に気を使ったり、エチケットとして歯の美しさに気を使ったりするといわれます。例えば、美しい歯はビジネスをする上でも重要視されます。歯並びを整えたり、歯の色を白くしたりすることがビジネスマナーの1つといわれるほどです。アジア諸国でも韓国をはじめとして、歯に対する意識が高まっていますが、日本ではまだ歯に対する関心が低く、「日本人は歯が汚いというイメージがある」と思われることもあるといいます。

ただ、最近は日本でも、人に与える印象を大切にしたいと考える女性を中心に、歯の美しさを意識するようになってきました。外見を美しくしたいと考える際、個人で化粧や服装などに気を遣うことができますが、歯を美しくしようとするのは個人ではむずかしいところがあります。そこで、手段の1つとして、歯科医院で歯を白くするホワイトニングが受けられます。

歯が着色してしまう原因とホワイトニングが効果的な理由

歯の色は、普通に生活を送っているだけでも沈着していきます。食べものには着色の原因となる物質が必ず含まれているため、どれだけ食生活に気を使ったとしても、進行を遅くさせることはできても、防ぐことはできません。

ホワイトニングとは、加齢や生活習慣、薬物の副作用などによって着色した歯を薬剤で漂白する技術です。歯に何かを塗るという印象をもたれている方も多いのですが、実際には漂白剤を使って歯の色を本来に戻すというのが正しいでしょう。薬剤の濃度は調整されており、歯をいためることもありません。

歯の表面を覆うエナメル質には細かい穴があり、そこに着色物質が入り込んで、歯が着色されていきます。歯の表面の着色はクリーニングで落とせますが、歯の中に入り込んだ着色物質は取り除けません。ホワイトニングでは、エナメル質の穴に浸透し、その中の着色物質を分解しながら、エナメル質の奥の象牙質表層まで到達します。これにより歯の内部まで漂白することができるのです。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニング

ホワイトニングは、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と患者さん自身が自宅で行う「ホームホワイトニング」に分けられます。治療を開始する前に、患者さんの要望を聞き、目標を定めての治療計画を立てます。目標によっては両方の治療を併用して行う場合もあります。

ホームホワイトニングは、あらかじめ歯科医院で自分の口にあったマウストレーを作り、自分で薬剤を入れて毎日使用します。2週間を1クールとし、1クール終了したら再度来院します。じっくり時間をかけて歯を白くしていきたいと考える方に望ましい治療です。

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯に薬剤を塗った後、薬剤を活性化させる光を当てて急速に歯を白くします。すぐに効果が現れるのがメリットで、1回の処置でホームホワイトニングの1週間分位の効果が得られます。

信頼性の高い装置で効果的にオフィスホワイトニングを

ホワイトニングを行う際には信頼性に特に注意を払われます。オフィスホワイトニングでは、医療スタッフが薬剤を扱うので、より信頼性が高く、効果的に歯を白くできます。

オフィスホワイトニングで歯に光を当てる機器

また、使用される機器も信頼性が考慮されています。重要なのは薬剤を活性化させる光の性質です。紫外線に近い光や熱量の多い光だと、歯ぐきや口の周りの皮膚にダメージを与えてしまいます。そうした点を考慮しているのがビヨンドホワイトニングシステムです。自動車のヘッドライトなどに使われているハロゲンライトを使い、特殊な発熱吸収フィルターで熱をコントロールすることで、熱量が低く日常的に使われているものと似た性質の光を作り出します。これにより、信頼性の高い治療を受けることができます。

オフィスホワイトニングで歯に光を当てる時間は10分~20分。続けて2~3度行うとより効果的になる

定期的なホワイトニングで美しく健康的な歯を保つ

歯を白くしても、時間が経てば色素が沈着していくので、およそ半年に1回をめどに定期的にホワイトニングを続ける必要があります。治療が開始された頃に比べると費用も安くなり、時間もそれほど長くありませんので、美容院へ通うのと同じ感覚で受けていただけます。

また、いまでは歯科治療の流れの中の1つとしてホワイトニングが位置づけられつつあります。歯科治療の途中でホワイトニングを開始して、白くなった歯に合わせてかぶせ物を作れば、治療後の歯がより美しくなります。さらに、定期的なホワイトニングと同時に口の中を見てもらうよう習慣づけることで、歯の健康にもつながります。ホワイトニングを通じて健康で美しい歯を手にし、良い表情で豊かな人生を送っていただきたいと思います。

【取材/鈴木健太】

北原 信也(きたはら のぶや)

ノブデンタルオフィス 院長

バックナンバーはこちら(医療新聞社サイトへ)

このコーナーの運営は、医療情報サイト「治療と検査の最新医療情報:全国病院・医院選び」(http://www.jmnn.jp)を運営する株式会社医療新聞社が行っています。

各媒体社は、このコーナーの運営、情報提供の内容、並びにこのコーナーの利用を通じて行われたお客様と各病医院の情報提供については、一切責任を負いません。

「治療と検査の最新医療情報:全国病院・医院選び」の各コーナーでは、株式会社医療新聞社が情報提供した医療機関情報を掲載しています。

株式会社医療新聞社は、サイト運営者として信頼性の高い情報を提供するよう努めていますが、各医療情報の内容について、保証するものではありません。本サイトご利用に際しては、利用者の皆様ご自身が、本サイト及び本サイトにおいて提供される情報やサービスのそれぞれの有用性等を判断し、ご自身の責任でご利用下さい。

「治療と検査の最新医療情報:全国病院・医院選び」の運営についての各種お問い合わせは、下記までお願いします。

株式会社医療新聞社
TEL 03-5323-3901