自分自身の口臭で不安になる自臭症
「自分自身に口臭があるのではないか?」と不安になって歯科医院を受診される方が急増しています。患者の大半が、実際の会話などでは臭気が分かりにくく、医療機関を受診して口臭について相談しても、「気にしなくていい」と治療対象外となってしまう「自(己)臭症」と呼ばれる人たちです。当院の調べでは、予備軍を含めると5人に4人は自分の口臭に対して自信を持てないという結果がでました。自(己)臭症に陥ると会話に自信が持てなくなってしまうために、コミュニケーション疎外を引き起こします。社会生活上、深刻なQOLの低下を招いたり精神的な問題を引き起こしたりしてしまうことが多いのです。
さまざまな口臭の原因と適切な専門的治療
口臭の悩みに対する専門的な治療を行う歯科医院では、病気の症状として起こる「病的口臭」の治療が行われます。さらには、従来誰にでも起こりうる口臭であるとされ治療対象外であった「生理的口臭」や「自(己)臭症」および口臭不安を引き起こしている口腔内の不安感覚に対しても、その不快感がなくなるまで、徹底的に原因を調査し、治療が行われます。
自覚する口臭や不安となる口臭は、むし歯や歯周病などの一般歯科的な問題のみならず、耳鼻科的な背景(慢性化した耳鼻科的な症状)や、内科的な問題(基礎疾患)、日常生活習慣さらには精神状態やその人の個性など非常に多くの要因によって、口腔内ガス、咽頭や鼻腔内ガス、呼吸などによって排出される呼気ガスなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生します。
専門的な治療を行う歯科医院でのご相談を
治療にあたって、歯科治療や耳鼻咽喉科の治療が必要な場合は、一般歯科や耳鼻咽喉科医や内科医とリエゾン(共同治療)が行われます。
もしも、口臭について不安を感じたら、まずは最寄りの歯科医院で相談してみてください。それでも不安が消えない場合は、専門的な口臭治療を行う歯科医院を受診したほうがいいでしょう。
本田 俊一(ほんだ しゅんいち)
ほんだ歯科 院長







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