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特集記事: 2009年7月31日 [ Q&Aでわかる「いい歯医者」 2009年7月31日 掲載 ]

クローズアップ歯科医院 新技術・機器のレーザーやインプラント治療で患者に優しい歯科医療の徹底を目指す
津田 忠政

【取材協力】

医療法人社団光揚会 理事長

津田 忠政 (つだ ただまさ)

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医療法人社団光揚会ワールドシティデンタルクリニックでは、完全個室による予約制のオーダーメード治療を行っている。患者に優しい歯科医療を目指して、歯科用レーザー、デジタルレントゲンなどの新しい機器や技術を効果的に活用する。中でもレーザー治療は、外科手術やインプラント治療(オールオン4など)において痛みを軽減し、治癒を早めるのに力を発揮しているという。

患者をリラックスさせるように、さまざまな工夫が凝らされている待合室

ワールドシティタワーズでリラックス治療を推進する

医療法人社団光揚会ワールドシティデンタルクリニックは、天王洲アイルの地上137m、42階建て高層マンション「ワールドシティタワーズ」の3階にある。洗練されたクリニック内に足を踏み入れると、壁面のところどころに組み込まれたガラスケースに目がいく。中には歯科医をモデルとした人形やガラス工芸品などが飾られている。院内にはヒーリングミュージックが流れ、受付の液晶画面には環境ビデオが映し出されて、患者がリラックスして歯科治療を受けられるような工夫がなされている。

ケアゾーンからは、東京モノレールや品川の街並みを眺めることができる

効果的なレーザー治療で痛みを軽減し治癒を早める

同院では、新しい機器と技術を駆使した患者に優しい歯科医療を心がけている。デジタルレントゲンやマイクロスコープはもちろん、威力を発揮しているのがレーザー治療である。津田忠政理事長はレーザーを初期の頃から活用し、この治療を歯科界に広めた歯科医師として知られている。レーザーを使えば、治療中の痛みが少なくて済み、麻酔を使用しなくても治療可能な場合が多く、治療中のキュイーンという音を聞いただけで不安に思う人にも対処できる。

「それ以上にレーザー治療の利点として挙げられるのが、口腔内の痛みを素早く和らげ、治癒が早められることです」と津田理事長は強調する。

ワールドシティデンタルクリニックでは現在、4台のレーザーが稼働している。青山にある津田デンタルオフィスのレーザーを合わせると機器の数は10台にのぼる。

歯科で用いるレーザー機器は波長などの違いにより用途も異なるため、随時使い分けて歯科治療に用いる。エナメル質の耐酸性強化や初期の虫歯進行の抑制を目的とした予防歯科では、ヤグレーザーや炭酸ガスレーザーを活用している。レーザーは歯を白くするのにも役立ち、アルゴンレーザーと半導体レーザーを効果的に使用することで、漂白剤の化学反応の促進が可能になる。ほとんど痛みもなく歯が漂白され、歯肉の黒ずみも麻酔なしで除去できる

レーザーやマイクロスコープなどの新しい機器を活用して歯科治療を行う

新しいインプラント治療のオールオン4を実施

インプラントにおけるレーザー治療も行っている。レーザーの持つ殺菌や止血、麻酔の機能を生かしてインプラント埋入時や2次手術、インプラントの周りの歯肉の整形などに用いている。

現在、多くの患者にインプラント手術を実施しているが、歯がまったくない人に対して、4本のインプラントで上顎や下顎のすべての歯を支えるオールオン4も行っている。「朝、手術をしたら、その日のうちに仮歯が入り、かむことができます。このオールオン4にレーザーを使うと、骨の再生が早くなりインプラントがしっかり固定できます」と津田理事長は話す。レーザーの活用でインプラント埋入時の歯肉の腫れも極力抑えることができるという。

患者と信頼関係を確立 歯周病もレーザー活用

同院では、歯周病の治療も積極的に実施している。歯周病は、歯ぐきが腫れたり、出血したりして、悪化すると歯がグラグラになって抜け落ちる。歯垢が固まって歯石をつくり、それが歯肉に浸入して歯根膜から歯根をはがして歯周ポケットを深くしていくのが原因だ。このためレーザーを歯周ポケット内に照射し、細菌の減少や壊死セメント質の除去、歯肉切除などを行う。

歯周病の場合、正しいブラッシングを実行し、定期的に検診を受けることが肝要だが、ブラッシングをして疼痛があったりすると患者は二度と来院しなくなる。「ブラッシングで痛みがあるから薬を出すのではなく、その場でレーザーで痛みを取ってあげると患者さんのモチベーションも上がります。患者さんとコミュニケーションをしっかりとり、信頼関係をつくらないと歯周病の治療・予防はできないでしょう」と津田理事長。

遠山和規院長(左)とスタッフ

新CADシステムを導入 品川、豊洲にも開院

医療法人社団光揚会では、8月には新CADシステムを導入する。修復歯はもちろん、インプラントやオールオン4についても、より精度が高く、自然に近い歯を用意できるようになる。また、9月には品川、来春には豊洲にクリニックを開院する。その後、青山の津田デンタルオフィスの改築を予定しており、患者のための設備投資を積極的に進めていく。

ワールドシティデンタルクリニックは、完全個室による予約制のオーダーメード治療を推進している。院内はケアゾーンとキュアゾーンに分かれ、治療だけでなく歯の良い状態を保持するためのメンテナンスや予防処置を大切にする。また、他科の医療機関との連携を行い、最善の治療を行える体制を築いている。

同院では、歯科用の中性電解水の導入も進めている。飲めて、なおかつ殺菌性の高い水で、インプラント手術後の炎症などにも効果があるという。こうした水へのこだわりも、患者に対しての優しさを追求したものといえるだろう。

ワールドシティデンタルクリニック 外観


青山  津田デンタルオフィス
(医療法人社団光揚会)

津田デンタルオフィスは、1949年に青山に開院した。レーザー治療はもちろん、インプラントや歯周病、総義歯などの治療を行っている。また、審美的な歯科の治療にも定評がある。

1.地域に根付いた歯科治療を提供するスタッフ 2.歯科技工士が常駐 3.落ち着いた雰囲気の待合室 4.地下鉄銀座線青山一丁目駅・外苑前駅から徒歩3分

【取材/秋山 晴康】

津田 忠政(つだ ただまさ)

医療法人社団光揚会 理事長

歯学博士。
日本レーザー歯学会理事・指導医、
日本アンチエイジング歯科学会常任理事、
日本顎顔面インプラント学会評議員、
神奈川歯科大学非常勤講師、
明海大学歯学部非常勤講師 ほか

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