24時間体制の脳血管内治療で
地域の救急医療を力強く支える


医療法人社団英明会 大西脳神経外科病院

脳卒中センター長・脳血管内治療科主任部長 大西 宏之

日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
 

 
 
脳神経外科部長 髙橋 賢吉

日本脳神経血管内治療学会認定 脳血管内治療専門医
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
 
 
 
 

脳卒中のエキスパートが救急搬送に対応し迅速な治療を提供

 我が国における死因の上位を占め、要介護の主な原因でもある脳卒中。2018年には脳卒中・循環器病対策基本法が成立するなど、その対策が国を挙げて取り組まれている。そうした脳卒中の急性期医療を軸に、幅広い脳血管障害の診療を担い、兵庫県明石市を中心とした地域を支えているのが、大西脳神経外科病院である。
 

 脳卒中医療においては近年、開頭せずに血管内から治療する脳血管内治療が確立され、適応の幅も広がっている。その治療体制の拡充に努めてきた同院では現在、脳血管内治療専門医が5名も在籍し、24時間365日、即応できる体制を構築。「脳卒中の救急医療は時間との戦い。いかに早く治療を開始できるかが重要です。その意識をスタッフ全員で共有している点が治療成績に結びついています」と大西宏之医師が話すように、4台の最新MRIを常時稼働し、救急搬送から検査・診断、治療まで、60分以内に開始できる態勢を整えている。また髙橋賢吉医師も次のように説明する。「初期対応から脳卒中のエキスパートが担当し、スピーディーに診断、治療できる点もポイントです。開頭手術の経験も豊富な医師が揃い、手術と脳血管内治療、どちらかに偏ることなく最適な治療を選択、併用しています」。来院までの時間短縮も重視し、救急隊との密な連携をはじめ、近隣の子ども達に脳卒中の危険性を伝えて家族間に知識を伝達する取り組みや、定期的な市民公開講座などの啓発活動を率先しているのも、同院ならではといえるだろう。
 

 最新機器も積極的に導入し、治療の質の向上を追求する同院。たとえば、従来の脳血管内治療が適応しづらい大型の脳動脈瘤にも対応できる、フローダイバーターステントの導入も予定し、現在は大阪医科大学との連携によって、大西医師が同大学内で実施できる体制を整えている。
 
 予防医療や回復期医療の拡充にも努め、予防から診断・治療、術後のフォローと継ぎ目なく受けられる体制を強化すると大西医師。「地域の脳卒中患者さんはすべて当院で支える、そういった信念で取り組んでまいります」

Information
医療法人社団英明会 大西脳神経外科病院
(ホームページ)


受付時間:8:30~11:30/13:30~16:30
休診日:土・日・祝・年末年始
〒674-0064
兵庫県明石市大久保町江井島1661-1
TEL.078-938-1238
FAX.078-938-1236
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