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東京慈恵会医科大学附属病院

「慈心妙手」の精神で、
リスクを抑えた内視鏡下手術

 東京慈恵会医科大学産婦人科学講座は、創設120年を迎える歴史ある産婦人科学講座です。「慈心妙手 (慈しむ心と優れた技術をもって医療を行う) 」の精神に基づき、周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌、女性医学の4部門が連携して診療しています。

 Jikei minimally invasive surgery team (JMIST) を中心に、低侵襲な腹腔鏡下/ロボット支援下手術の数の多さで知られる当院には、特徴が6つあります。①良性卵巣腫瘍に対する治療は、慈恵医大伝統の樋口式横切割法を応用した低位単孔式腹腔鏡下手術で、恥骨上の小さな創ひとつにより、整容性に優れています。②早期の子宮体癌に対しては、腹腔鏡下/ロボット支援下手術を積極的に活用しています。③進行卵巣癌に対し、初診後速やかに診断的腹腔鏡下手術を行い、早期に化学療法を開始。④遺伝性乳癌卵巣癌症候群に対し、リスク低減腹腔鏡下卵管卵巣摘出術を選択します。遺伝診療部と連携し、術後のサーベイランスも対応可です。⑤妊娠希望の患者様に対しては、生殖部門が中心となり、腹腔鏡下/子宮鏡下機能温存手術を選びます。⑥骨盤臓器脱に対し、腹腔鏡下/ロボット支援下仙骨腟固定術で治療。QOLの改善が目標です。

 腹腔鏡に特化した外来で腹腔鏡のスペシャリストがそれぞれの患者様に合った治療法を提供しております。産婦人科スタッフ一同、丁寧な診療で患者様に寄り添ってまいります。

婦人科 診療部長・教授 

岡本 愛光

日本産科婦人科学会認定 
産婦人科専門医

Information

東京慈恵会医科大学附属病院

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