• 熊本県

医療法人社団藤浪会

整形外科井上病院
井上整形外科クリニック

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膝関節の骨切り術で、
患者の活動的な生活を支える

自分の関節を温存できる骨切り術

 熊本市中央区で、整形外科を領域とし、スポーツ整形、リハビリテーションなどで骨や関節の痛みの治療にあたっている整形外科井上病院。井上裕久院長を始めとするスタッフは皆何らかのスポーツ経験者であり、患者の悩みにじっくりと耳を傾ける診療には定評がある。そのため、地元熊本はもとより、県外からも高齢になっても活動的に過ごしたいという患者が後を絶たない。

 そうしたニーズに応えるべく同院で力を入れているのが変形性膝関節症に対する高位脛骨骨切り術(HTO手術)だ。熊本では同術の草分け的存在で、同院では2017年〜20年9月までに117例を手掛けてきた。

 変形性膝関節症は主に加齢によって膝関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかり痛む。この疾患に対しては、傷んだ膝関節を人工関節に置き換える治療もあるが、骨切り術は自分の関節を温存できるメリットがあり、術後の運動も期待できる。

 ただ、脛骨に切れ込みを入れ、人工骨を挿入して関節の角度を変える手技が必要となる、これには高い技術が要求されるが、同院の豊富な実績がそれを可能にしている。

 「変形性膝関節症といっても、症状はさまざまです。早期であれば、保存療法や運動療法を行っても痛みが緩和されない場合に、できるだけ自分の骨を残せる高位脛骨骨切り術を勧めています。早い段階であればあるほど、術後も活動的に過ごせる可能性が高くなるのです」と、井上院長は語る。

快適な日常生活を目指し、リハビリも丁寧に

 診察やリハビリを通して患者に対し、きめ細やかなケアを行っているのも同院の特徴だ。

 「手術をして終わりではなく、悪いところをしっかり治し、退院後に無理なく日常生活に戻れるまで回復してもらうことが目標です」と井上院長。プールや最新のマシンを使って筋力をつけ、必要に応じて食事の指導もするなど、さまざまなリハビリのメニューを提供。「治す力が自分の中にある」というモットーのもと、患者自身の治りたいという気持ちを盛り立てながら背中を押している。

院長

井上 裕久

日本整形外科学会認定
整形外科専門医

Information

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〒860-0816 熊本県熊本市中央区本荘町644 TEL.096-364-5511

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