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南大和病院

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腹腔鏡のエキスパートによる
鼠径ヘルニア治療

体の負担を軽減する腹腔鏡手術

 神奈川県大和市にある南大和病院では年間約800件(※)の手術を行っている。同院では体に負担の少ない手術として普及する腹腔鏡手術を中心とした「鼠径ヘルニア」治療を行う。

 「腹腔鏡手術は皮膚に小さな穴を開け、おなかの内側から治療を行います。傷が小さいというメリットもありますが、最大の長所は『回復が早い』ことです。術後の鼠径部の痛みが軽いため、すぐ歩けるようになり、早期の退院も可能です。当院では、さらに侵襲が少なくなるように一般的な腹腔鏡手術で用いる器具よりも細い直径5㍉のカメラや3㍉の細径鉗子を用いた治療も行っています」と手術センター長の髙川亮医師は話す。

 同院の強みは最新の医療設備で経験豊富な医師が担当する点にある。髙川医師は過去に基幹病院で腹腔鏡手術の指導を行っていた経験もある。

 「腹腔鏡手術も医療機器などの進歩によって、開腹手術とほぼ同じ30~40分と短い時間で手術ができます。患者さんの状況や希望に合わせて、不安なく治療を行い、いち早く日常生活に復帰できるようサポートしますので、何でもお気軽にご相談ください」と髙川医師。

 また「治療費を抑えたい」「仕事に早く復帰したい」という患者のニーズに応えるべく、鼠径ヘルニアを含めた複数の疾患を対象に、21年「日帰り・短期滞在手術センター」を開設した。

 「患者を支える・家族を支える・地域を支える」という理念のもと、南大和病院は40年にわたり地域医療最優先を貫いている。

※2019年4月〜2020年3月

  • モニターを見ながら腹腔鏡手術を行う髙川医師

手術センター長

髙川 亮

日本外科学会認定 
外科専門医
日本消化器外科学会認定 
消化器外科専門医

医療新聞社
編集部記者の目

経験と高度な技術を必要とする鼠径ヘルニアの腹腔鏡手術。髙川亮医師(手術センター長)は腹腔鏡手術と開腹手術を自在に使い分ける。「腹腔鏡手術はお腹の内側から覗くので、隠れたヘルニアの袋を発見することもできるんです」と教えていただき、驚いた。鼠径ヘルニアは一つだと思っていたが、一定の確率で左右に2つできることを知った。それ以外にも腹腔鏡を用いて大腸がん、胃がんの治療も行う髙川医師は腹腔鏡の達人だ。

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南大和病院

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