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医療法人徳洲会

神戸徳洲会病院

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患者と十分話し合い納得の上で治療を施す

大半の外科治療を腹腔鏡手術で対応

 神戸市垂水区に位置する神戸徳洲会病院は、鼠径ヘルニアに特化した診察日を設定しており、鼠径ヘルニアの外科治療を行っている。冨田雅史院長が2020年4月に着任。鼠径ヘルニア治療のスペシャリストであり難しい症例も対応できる体制で実績を重ねている。

 鼠径ヘルニアの外科治療は、鼠径部切開法手術と腹腔鏡手術の2通りあるが、同院では、外科治療の約95%を腹腔鏡手術で対応している。冨田院長は手術法の選択について、次のように語る。

「腹腔鏡手術は切開創が小さいので、退院時や通院など、術後一週間目から楽に活動できます。しかし、鼠径部切開法手術の選択が必要な場合があります。腹腔鏡手術は全身麻酔で行いますが、心肺機能に問題がある方や高齢者など全身麻酔を用いるにはハードルが高い患者さんの場合、局部麻酔で対応できる鼠径部切開法手術を行います。また、前立腺の手術経験のある患者さんは腹腔鏡手術が非常に困難ですので、多くは鼠径部切開法手術を適用します。どちらの手術法でも、ほとんどの場合、手術の翌日に退院できます」

 術後一週間は多少痛みが残るのでその間の鎮痛剤を処方する。一週間後に切開創のチェックや腸の脱出がないかを確認し、問題がなければ半年後に鼠径ヘルニアそのものが治っているかを診断して治療は終了する。

困難な条件の患者も状況を考慮して対応

 鼠径ヘルニアの外科治療を同院で受けることのメリットについて、冨田院長は「高齢者の方など、術後数日ゆっくり様子を見たいという方は、そのまま入院できます。また抗凝固薬で調整が必要な患者さんは、一週間ほど入院して様子を見なくてはなりません。それから透析中の患者さん、心臓疾患など基礎疾患を抱えている患者さんなどは、医療スタッフと設備が整った医療機関に相談するとよいでしょう」と話す。

 患者には、鼠径ヘルニアを放置するリスクを説くのではなく、生活する上でどのくらい困っているか、その程度を詳しく聞くことにしている。自覚症状がなく、手術に迷いがある方には、迷いがなくなるまで何度か通院してもらうこともあるという。複数回再発していたり、慢性疼痛に悩まされていたりなど困難な状況の方は来院してみてはいかがだろうか。

院長

冨田 雅史

日本外科学会認定
外科専門医
日本消化器内視鏡学会認定
消化器内視鏡専門医

医療新聞社
編集部記者の目

住宅地の高台に位置する神戸徳洲会病院は、12の診療科があり、その立地ともあいまって地域密着型の病院として、近隣住民からいざという時の頼りにされている。もちろん軽微な疾患やちょっとした体の不具合であっても、親身になって相談に応じてくれる。実際に鼠径ヘルニアの患者で、診断が下されてからも数回病院に訪れ、詳細な説明を受けて手術を決めたケースも。治療法について患者や家族が納得できるまで、手間と説明を怠らない親しみの持てる病院だ。

Information

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