• 石川県

下崎整形外科医院

診断、治療、リハビリまで
ワンストップの医療を提供

患者ファーストで関節疾患の治療に立ち向かう

 下崎整形外科医院は石川県白山市に1996年に開院し、26年間にわたり「医は仁術なり」を理念に、関節疾患領域全般の診療に携わっている。

 「患者さんと医師が心を通わせてこそ、よい医療ができます。画像診断のみで流れるままにするのではなく、患者さんの気持ちを汲み取り、時間をかけ診断、治療を行うことを大切にしています」と下崎英二理事長は語る。

年間総手術件数約540件中、195件※を占めるのが人工関節置換術。高齢者に多い変形性膝関節症には人工膝関節全置換術(TKA)を中心に、より侵襲の少ない人工膝関節単顆置換術(UKA)を併用し、痛みの軽減に取り組む。

 「若い方の変形性膝関節症には骨切り術で機能温存することが多かったのですが、現在は人工関節の進化もあり、UKAを優先しています。一回の手術で人工関節が30年以上の耐用が見込めるようになったこともありますが、丁寧な治療を心がけ、患者さんに満足いただけるひざ治療を目指しています」と下崎真吾院長。さらに同院は手術支援用ナビゲーションシステムを導入し、精緻な人工関節の設置を追求する。股関節の痛みには患者の年齢、症状に合わせ、アプローチする方向や角度を調整し、人工股関節置換術を施す。

 2019年、下崎真吾医師が院長に就任すると、患者数、手術件数ともに飛躍する。下崎英二理事長は「かつては診療から運営まで全てを私が抱えていました。治療を完遂できる院長には大変助けられています。これまで以上に、一人ひとりの患者さんと向き合う時間ができました」と喜びを口にする。新たに生まれた時間で、理事長はリバース型人工肩関節置換術の資格を取得し、上肢、下肢とさらなる幅広い治療を可能にした。

 二人体制となり、盤石の態勢を敷く下崎整形外科医院。ひざ、股関節、肩、肘と関節の悩みであれば診察、治療、リハビリまでワンストップで医療を提供してくれる心強い存在だ。

理事長

下崎 英二

しもざき・えいじ
日本整形外科学会認定
整形外科専門医。

院長

下崎 真吾

しもざき・しんご
日本整形外科学会認定
整形外科専門医。

医療新聞社
編集部記者の目

父子で運営する下崎整形外科医院。関節疾患のスペシャリストである下崎英二理事長(父)が1996年に開院し、下崎真吾院長(子)が2019年に着任。「父から『医師になって欲しい』とか『継いで欲しい』と言われたことはありません。ただ自分が(整形外科医として)一人前になったら、父を助けに戻ってくるつもりでした」という真吾院長の話に大変感激した。医師2人体制となった下崎整形外科の躍進は続く。

Information

下崎整形外科医院

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