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医療法人社団勝榮会

いりたに内科クリニック

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睡眠障害から体調不良まで
患者に寄り添い治療する

地域に根差し患者ニーズに応える

 地下鉄丸ノ内線方南町駅に隣接する、いりたに内科クリニックは呼吸器内科を中心に循環器内科、消化器内科、皮膚科などを担当する複数の医師が在籍する総合的なクリニックだ。

「体調不良で何科に行ったらよいのだろうと困ったとき、お気軽に受診してください。長引く咳やかぜなどから睡眠障害まで幅広く対応し、適切に治療いたします」と入谷栄一院長は話す。

「患者さんの想いを聴き応え超える」を理念に2013年の開院以来、地域に根差した医療を追求してきた。医師はもとより看護師、受付まで一丸となって、患者一人ひとりの要望をくみ取ることで「このクリニックに診てもらいたい」という信頼関係の構築を目指す。そのために不可欠な要素がスタッフとの連携。インカムを使った情報共有を一例に、チームも個々も能動的に働ける環境を整備する※。

 外来からの流れで訪問医療も行い、子どもからお年寄まで4世代が気軽に相談できるクリニックを目指す。訪問時は患者とともに、介護に携わるご家族の心身の状態にまで気を配り、生活全体を診る。

SAS検査からはじまる重大事故のリスク回避

 現在、力を入れているのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査。近隣にある交通・運輸業の会社から「社員の睡眠の質をみてほしい」という相談がきっかけだ。睡眠不足が続くことで仕事のパフォーマンスは大きく低下する。特に車を運転する方の場合、一瞬の居眠りが大事故につながる可能性もあり、社会的責任も大きい。

 リスク回避の第一歩がSAS検査。睡眠時に10秒以上呼吸が停止しているかどうかをチェックする。受診者は検査機器を宅配便で受け取り、鼻、指、腹部に装着し、一晩寝るだけで結果が判明する。

「いびきがある方、普段運転する方は一度、検査してみてはいかがでしょうか。自覚症状がないままSASと診断されるケースも多々あります。簡単な検査で、リスクを回避できます」と入谷院長は警鐘を鳴らす。診断結果に応じて、精密検査やクリニックでの治療へと移行する。

 いりたに内科クリニックの原点にあるのは院長自身の体験だ。「命に関わるほどの喘息を患っていたので、苦しむ患者さんの気持ちもわかります。現在、元気でいられるのも周囲のおかげ。感謝の気持ちで診療を行っています」と地域医療に邁進する。

※2019年ホワイト企業大賞「いきいきチームワーク賞」を同院が受賞

文/五十嵐幸司

院長

入谷 栄一

いりたに・えいいち●東京女子医科大学呼吸器内科学講座非常勤講師。日本呼吸器学会認定呼吸器専門医。日本内科学会認定総合内科専門医。

医療新聞社
編集部記者の目

いりたに内科クリニックは地域に根差した医療提供を続け、一般診療に加え在宅医療も展開する。「患者さんが何で悩んでいるか」と徹底したヒアリングを実施し、患者さんの心に寄り添った治療を行う。ときには患者さんからの依頼を受け、親御さんの在宅診療まで行う。「『薬がもらえればいい』ではなく『ずっと診てもらいたい』そういっていただけるような医療を追求しています」という入谷栄一院長の目は未来を見据えていた。

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