東京都港区にある当院は、急性期医療を支える地域の中核病院です。内視鏡センターでは、消化器救急診療の根幹である緊急内視鏡検査はもとより、健診（人間ドック、住民健診、企業健診）運営の主体である予防医学センターとも緊密に連携し、消化器がん検診施設として年間約10,000件の上部消化管内視鏡検査、約3,500件の大腸内視鏡検査を実施しております（2021年４月～2022年３月）。拡大内視鏡や超音波内視鏡といった最新技術を駆使して発見し得た病変は、低侵襲な内視鏡的治療（内視鏡的粘膜切除術：EMR、内視鏡的粘膜下層剥離術：ESD、胆膵内視鏡による結石除去術など）により治療を行うのみならず、病期に応じた適切な外科手術への移行も実現しております。また、わが国屈指の炎症性腸疾患（IBD）診療施設であり、本疾患特有の高度な内視鏡診療（小腸・大腸内視鏡検査、内視鏡的狭窄拡張術、カプセル内視鏡検査）の実績も豊富です。病院理念である「心ある医療」の実践を目指し、当センタースタッフ一同力を合わせ、質の高い内視鏡診療を提供してまいります。