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埼玉成恵会病院

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民間病院の強みを活かし迅速な診断と治療に対応

質の高い医療の提供と患者ファーストを追求

 東武東上線・森林公園駅から徒歩7分。アクセスも抜群の埼玉成恵会病院は、比企医療圏における急性期中核病院の一つだ。1969年に19床の整形外科有床診療所としてスタートし、現在は170床(うち整形外科が100床)の地域の外科系中核病院に発展し続けている。また、全国でも数少ない手外科研究所を併設し、手外科にも定評がある。

 脊椎脊髄疾患治療にも注力している。質の高い医療を頼り、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折、坐骨神経痛など脊椎疾患で悩む患者は、地域住民に限らず、他県からも多く来院する。

 選ばれる理由には、手術待ちの期間もある。救急を除けば、10室の手術室があり、1~3週間ほどの待機で手術が可能。緊急時は休診日でも対応する。

脊椎治療の精鋭たちが脊椎外科センターに集結

 脊椎外科センター長を兼務する、長谷川岳弘院長は語る。「十分な診察とともに、CTやMRIで検査をし、迅速に診断。手術をしないで治せることが、患者さんにとっての大きな喜び。
麻痺や膀胱直腸障害がない限り薬物や神経ブロックの保存療法を基本としています。ただし、保存療法無効例では手術を提案し、早期回復を目指します。脊椎外科の診療で一番重要なことは、患者さんの気持ちに共感することだと考えます」

 腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア手術では顕微鏡下手術を採用。三次元的な奥行きを把握し、安全性の高い手術の提供が期待できる。22年4月より、新たに整形外科部長を迎え3人体制へ。現在、低侵襲手術や圧迫骨折に対するBKP(経皮的椎体形成術)にも力を入れ、年間100例※ほどの手術数から200例を目指す。将来的には内視鏡手術やナビゲーション手術導入も視野に入れる。

「日々の生活が困難な患者さんが多く来院し、治したいと必死です。病気に苦しまず生活ができるようにサポートできたら、医師として幸せだと感じています」と長谷川院長は力を込める。

※2021年1月~12月

理事長・院長

長谷川 岳弘

日本整形外科学会認定 整形外科専門医

医療新聞社
編集部記者の目

埼玉県の比企医療圏を守る埼玉成恵会病院は、日本でも数少ない手外科研究所も併設している。整形外科領域のスペシャリストが集結。本インタビューでは、脊椎脊髄疾患での内容をうかがったが、長谷川院長の志は、もっと先にあった。ご自身が、虎の門病院の外科出身ということもあり、泌尿器外科を強化したいそうだ。今後は、消化器センターにもダビンチを導入予定だという。整形外科、脊椎外科、手外科に止まらず、総合病院としての大きな飛躍が期待される。

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