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医療法人社団英明会

大西脳神経外科病院

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脳動脈瘤や脳梗塞に立ち向かう
スペシャリストたち

高い技術で患者に応じた治療を提供

東播磨医療圏における脳神経外科治療の核として、開院から20年以上にわたり地域住民の健康に貢献する大西脳神経外科病院。特に脳卒中や脳動脈瘤を多く手掛ける。

 脳卒中センターを開設しており、脳卒中の治療総数は年間1362件(2021年1月~12月)を数える。脳卒中は時間との戦い。手術室内で画像診断が行える血管撮影装置を導入したことで、搬送から治療開始までの時間が大幅に短縮された。

「脳神経外科病院ですから、医師だけでなく看護師や放射線技師などのコメディカルも脳神経外科のエキスパート。地域の患者さんを守るという責任感を持ってスピーディーに動く、チーム医療を実践しています」と大西宏之副院長は語る。

 脳動脈瘤の治療では開頭クリッピング術やカテーテルによる血管内治療を実施。カテーテル治療ではコイル塞栓術だけでなく、難易度の高さから全国的にも実施している医療機関の少ないフローダイバーターステント治療も行う。

「低侵襲なカテーテル治療や根治性の高いフローダイバーターステント治療を望まれる患者さんは増えています。ただ、ご年齢や併存疾患によっては、開頭手術が適しているケースも。当院は開頭手術とカテーテル治療、どちらも得意とする医師が複数名在籍し、幅広い治療法を選択しています」(大西副院長)

予防から治療、リハビリまで一貫して診療にあたる

 回復期リハビリテーション病棟も併設し、脳卒中のリハビリに特化したスタッフが患者に対応する。主治医も一貫して患者の診療にあたることができる。

また明石駅前のサテライトクリニックを中心に予防医療にも取り組む。緊急を要する患者はすぐに本院に紹介して治療を開始し、その後も継続して脳神経外科医によるフォローが可能だ。

副院長・脳神経外科部長・脳血管内治療
主任部長・脳卒中センター長

大西 宏之

医療新聞社
編集部記者の目

脳疾患の治療において、血管内治療と開頭手術の両方に対応可能な大西脳神経外科病院。特に血管内治療では全国でも限られた施設でしか実施できないデバイスである、フローダイバーターステント治療に取り組むなど、高い技術を誇る。実際に血管内治療の様子をオペ室で見せてもらったが、血管撮影装置のモニターに大きく血管の様子が写し出されるため、患部をしっかりと確認できるという印象を受けた。開頭が不要なことから低侵襲で、患者への負担も抑えられる血管内治療では、今後さらに多くのデバイスの登場が期待される。

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