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地方独立行政法人

岐阜県立多治見病院

経尿道的水蒸気治療など
負担の少ない治療を心がけています

 経尿道的水蒸気治療は、日本では2022年9月に保険適用となった前立腺肥大症を低侵襲に治療する最新の手術療法です。欧米では5年以上の実績があり、治療の安全性および有効性が期待できます。経尿道的に注入された高温の水蒸気が前立腺組織内に蔓延し、それにより壊死した前立腺組織が時間経過とともに体内に吸収され、前立腺肥大症に伴う症状が緩和します。麻酔法は全身状態により局所麻酔や下半身麻酔を選択します。当院は本治療を岐阜県ではいち早く導入し、2022年12月から治療を開始致しました。本治療は、主に高齢あるいは全身状態が不良であるため合併症のリスクが高く、経尿道的前立腺切除術などの従来の手術療法が困難な方に適応となります。今まで、合併疾患のため前立腺肥大症に対する手術療法をあきらめていた方、あるいは自排尿困難なため尿道留置カテーテルや間欠導尿を余儀なくされている方など、是非一度当院へご相談ください。

泌尿器科部長

藤田 高史

日本泌尿器科学会認定
泌尿器科専門医

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【診療科目】泌尿器科を含め計35科

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