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五本木クリニック

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「経尿道的水蒸気治療(WAVE)」など
患者一人ひとりに応じた
適切な治療法を選択

前立腺肥大症は尿関連トラブルを招きやすい

「ドライブイン、デパートなどのトイレで、自分より遅く来た人が自分より早く便器から離れたら、あなたは前立腺肥大症の可能性があります。症状のひとつとして尿が出始めてから出終わるまでに時間がかかるようになるからです」

 東京・目黒区の五本木クリニックの桑満おさむ院長の話は具体的で、極めてわかりやすい。心がけているのは患者のライフスタイル、家族構成、趣味などを詳しく聞き取ること。パーソナルデータに応じて治療法が変わるからだ。

 前立腺は男性のみにある臓器で、精液の製造を担う。肥大すると膀胱や尿道を圧迫し、頻尿(トイレが近い)、夜間頻尿(夜中に2回以上起きる)、排尿困難、失禁、溢流性尿失禁(膀胱から尿があふれ出る)など尿関連トラブルを招きやすい。

 治療法としては薬物療法、手術などがある。薬物療法には①尿道を広げ、通りをよくする薬、②前立腺に柔軟性をもたせ排尿しやすくする薬、③前立腺を小さくするなど優れた薬があり、個々に応じて単剤もしくは適切な組み合わせで処方している。

日帰り可能な「経尿道的水蒸気治療」が注目を集めている

 薬物療法で十分な改善が見られない場合、腎機能障害などを併発している場合は手術を検討する。尿道から内視鏡を挿入し、レーザーを照射しながら肥大した前立腺をくり抜く「経尿道的ホルミニウムレーザー前立腺核出術(HOLEP)」「接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)」などが中心。最近は2022年9月に保険適用された「経尿道的水蒸気治療(WAVE)」に力を入れる。

 103℃の水蒸気を噴霧し、前立腺組織を約70℃まで上昇させ組織を壊死させるもの。水蒸気を対流させることからムラがなく、「最も大きなメリットは尿道粘膜や性機能を温存できることです。つまり、排尿コントロールと射精が可能。しかも日帰り手術ですから、仕事や日常生活に、ほとんど影響を与えません」と桑満院長は話す。

 現在地に開業して26年、地域に愛され、歴史を刻んできたが、高い技術と人柄に惹かれ、泌尿器領域の日帰り手術に力を入れていることもあり、遠隔地から訪れる患者も後を絶たない。

院長

桑満 おさむ

開成高校卒業。横浜市立大学医学部卒業。1988年、横浜市立大学医学部病院泌尿器科勤務。1997年2月、開院し、現在に至る。

医療新聞社
編集部記者の目

東京・目黒区の住宅街に位置する五本木クリニック。開業以来26年、地域と地域住民に愛され、歴史を刻んできた。高度な技術と高い満足度、最先端の治療法、日帰り手術、桑満おさむ院長の温かい人柄・高いコミュニケーション能力で分厚い信頼を集める。クチコミなどで評判が評判を呼び、区内はもちろん、東京23区、関東一円から訪れる人が後を絶たない。取材に伺った日も遠く群馬県からやってきた人がいた。

Information

五本木クリニック

〒152-0001
東京都目黒区中央町2-18−14

0120-50-5929(またはTEL 03-5721-7000)

【診療科目】内科・泌尿器科・美容外科・美容皮膚科

○保険診療

【診療時間】月・火・水・金 9:30~12:30/15:00~18:30
   土 9:30~12:30

【休診日】木・土午後・日・祝

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