患者一人ひとりに合わせた治療を提供

　パークシティ歯科は、武蔵小杉駅前にあり、各路線が乗り入れているため交通アクセスも良好。一般歯科、小児歯科、審美歯科、インプラント治療、ホワイトニング、矯正治療など広範囲にわたる診療を提供している。周辺には、タワーマンションが建ち並び、来院患者は小さな子どもから高齢者まで幅広い。同院を運営しているのが、吉井健介理事長・院長だ。２０１６年に勤務医として着任し、17年から理事長に就任。最新の治療について気軽に相談ができる地元かかりつけの歯科医院として地域に貢献している。

　最大の特長は、院長を含め常勤の歯科医師（男性３名、女性２名）が５名、非常勤が6名（男性4名、女性2名）おり、合計11名を擁していること。　院長・副院長が17年、もう一人の副院長が12年の治療実績があり、一人ひとりに合わせた治療や臨機応変な対応が可能となっている。さらに、専攻領域（インプラント、入れ歯など）が違うスペシャリストが在籍していることも強みのひとつ。医師同士、相談しながら治療方針を決めることができる。定期的に症例検討会を実施し、それぞれの専攻領域を活かしてベストな治療法を提案している。万が一担当医が合わない場合、変更することも可能だ。

盤石な体制で患者を迎え入れる

　医師のほか、歯科衛生士9名、助手7名、受付３名と大勢のスタッフで患者を支えている。一人の患者に対して２人の４本の手（フォーハンド）で治療することが理想的と言われている。同院では、フォーハンドのシステムが確立されており、一人の患者に対するマンパワーの点でも優れているといえる。治療ユニットは８台。オペ専用の部屋も１室設けてあり、盤石な体制で患者を迎え入れている。

　吉井院長は、歯科治療を行うにあたり次のように話す。

「常日頃わたしたちが心がけていることは、患者さんの治療方法にできる限りの選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットをご理解いただくまで丁寧に説明することです。医療には必ずメリットとデメリットがあります。説明の後は患者さんに一度持ち帰っていただき、決して早急にお決めにならないようお願いしています。

　月並みに聞こえるかもしれませんが、歯のスペシャリストであるわたしたちが、専門家目線で患者さんに説明をしてはいけないと思います。歯学部に入る前のわたしは、ずっと患者さんの立場で歯科医院の扉を叩いてきました。そのときの気持ちを忘れないよう、自戒しながら診察に臨むようにしています。

　そして、お選びいただいたかぶせものやつめものが、最大限長く使える丁寧な治療をするよう、いつも先生たちに指導しています」

技工物にも徹底的にこだわる

　インプラントにおいては、16年12月から23年10月まで、３81本（患者２98人）の治療の実績を持つ。最新の治療薬を取り入れているところも見逃せない。抜歯を行った際に、ＧＢＲ（骨造成）を行っている。その際に人工骨だけではなく、たんぱく質を主成分とする最新治療薬のトラフェルミンを骨に混ぜることにより、比較的骨造成がよく、成績があがってきている。

• 落ち着いた雰囲気のオペ室

　技工物も徹底的に追求する。出来栄えや品質、安全性などを考慮し、特に自費の人工歯についてはベストなものを提供したいという思いから国内トップレベルの歯科技工所と専属契約を結んでいる。

「患者さんそれぞれに、いろいろな悩みがあると思います。『歯がグラついている』『歯がなくて食事がしづらい』『口臭が気になる』などなど……。私たちに悩みをお聞かせください。エキスパートである私たちが解決へのアプローチをご提案します。患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら、一緒に考えていくことができればと思います」吉井院長は、患者ファーストの心を忘れず治療に邁進する。

※自由診療：インプラント治療（上部構造を含む）１歯44万円～66万円