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シミズ病院グループ 医療法人清仁会

シミズ病院

脳血管内治療に定評あり
脳神経疾患を中心に地域医療に貢献

脳卒中治療にチーム一丸となって取り組む

病床数139床(うち脳卒中ケアユニット18床)の中規模病院でありながら、24時間365日体制で年間約2000件※の救急患者を受け入れてきた。

特に常勤医師7名を抱える脳神経外科は充実。脳神経疾患の診断から急性期治療、早期リハビリテーションへの円滑な移行に至るまでワンストップで対応できるとあって地域や患者からの支持も厚い。

「脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の超急性期治療は時間との勝負です。中規模病院のよさを生かし、コメディカルも含めて緊密なコミュニケーションでスピーディーなチーム医療を実践しており、脳梗塞なら病着後60分以内に血栓回収療法を開始できるよう努めています」

と垣田寛人脳神経外科部長・脳卒中センター長は力を込める。グループ内外の循環器内科、内科などとも連携し、合併症など緊急事態にも備えている。

新たにフローダイバーター治療を導入

民間病院の中でいち早く始めた脳血管内治療には定評がある。2023年には脳動脈瘤治療のために先進的なフローダイバーター治療を導入した。脳動脈瘤のある母血管にメッシュの細かいステントを留置し、脳動脈瘤への血流を遮断する。府内でも導入施設はまだ少ないが、「大きな脳動脈瘤が治療できる」と導入を決断した。患者優先の思想が隅々にまで行き渡っている病院だ。

※2023年1月~12月

脳神経外科部長・脳卒中センター長

垣田 寛人

2003年兵庫医科大学医学部卒。医学博士。2019年からシミズ病院脳神経外科勤務。2021年から現職。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医など。

医療新聞社
編集部記者の目

 JR京都駅からタクシーに乗ったら、昭和30年代からタクシー運転手を務めているという大ベテラン。「洛西シミズ病院」と行き先を告げると、「整形外科で有名なところだね。私もムチ打ちになったとき、何度かお世話になりました」と。手厚い、行き届いた治療が評判を呼び、「整形外科の洛西シミズ病院」として名前がとどろいている。京都市内はもちろん、府内全域、大阪府北部からも患者が訪れる、人気の医療機関だ。

Information

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病床数:139床(一般98床、SCU18床、地域包括ケア23床)

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TEL.075-381-5161