- 京都府
シミズ病院グループ 医療法人清仁会
洛西シミズ病院
整形外科領域の幅広い疾患に対応し
患者にやさしい治療を実践
脊椎、肩、膝・股関節、手、足のスペシャリスト勢ぞろい
「整形外科の洛西シミズ病院」として広く知られ、京都市はもとより府内全域から患者が詰めかけ、地域の医療機関からの紹介も多い。同病院整形外科の一番の特徴は、カバーしている診療領域が幅広いこと。骨、関節、脊椎・脊髄、末梢神経、筋、靭帯など多くの疾病・外傷に対応しており、緊急手術も可能だ。
それを実現するのは、脊椎・脊髄、肩、膝関節・股関節、手、足のスペシャリスト8名が常勤医として顔を揃え、非常勤医を含めると15名という分厚い布陣。腰痛で来院した患者の根本原因が別の部位であっても、院内でその治療が受けられる。
「手術を避けたい患者心理に配慮し、治療は薬物療法やブロック注射、装具療法など保存的治療をまず優先します。ただ、満足のいく効果が得られない場合や緊急の場合は、手術治療を提案。患者さんに十分に納得していただいたうえで手術に進みます」
と矢津匡也院長は患者優先の思想を貫く。手術を検討する際も内視鏡手術など低侵襲手術を選択するケースが多い。「たとえば脊柱菅狭窄症の場合、除圧術、固定術の2つの術式がありますが、固定術は可動性を失うことに伴う弊害が危惧されるため除圧術を第一選択します」とも話す。
文/岡林秀明
術後すぐにリハビリを開始。早期退院・社会復帰を目指す
リハビリテーション科との連携のよさも強みのひとつ。術後まもなくリハビリテーションを開始し、早期の退院・社会復帰を後押しする。回復期リハビリテーションセンターには常勤医6名に加え、100名超の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍。365日、リハビリを提供している。
院長
矢津 匡也
1992年大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)医学部卒。医学博士。2002年から洛西シミズ病院整形外科勤務。2021年から現職。日本整形外科学会認定整形外科専門医など。
Information
病床数:215床(一般74床、回復期リハビリテーション100床、地域包括ケア41床)
〒610-1106
京都府京都市西京区大枝沓掛町13-107
TEL.075-331-8778