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八王子脊椎外科クリニック

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疾患を改善して健康寿命の延長に貢献

80歳以上でも手術を検討 健康寿命の延長に貢献

2013年の開院以来、脊椎脊髄疾患に特化した医療機関として地域医療に貢献。多くの患者の悩みに対応してきたクリニックだ。

「脊椎脊髄疾患は増えている印象です。昔ならば、保存的治療で様子をみるしかなかったものが、今や医療技術の進歩で治せる疾患になったことが一因です」と話すのは同院の和田圭司院長だ。

「治療技術が上がった今、80代後半の方でも手術の適応かどうかをみています。例えば脊柱変形、いわゆる腰曲がりは放置して変形が進行すると、腰痛、歩行困難、さらには逆流性食道炎などの内臓疾患に加え、心不全も発症します。私たちはそうした脊椎脊髄疾患を手術で克服、健康寿命の延長に貢献したいと思っているのです」

脊椎脊髄疾患の治療を効率 化した医療機器Oアーム

 同院は体の負担を抑えたMISt(最小侵襲手術)、インプラントを用いて背骨を安定させるインストゥルメンテーション手術、脊椎圧迫骨折へのバルーン椎体形成術(BKP)などを実践する。

 また、同院がナビゲーション手術に用いる「Oアーム(術中モバイルCT)」は、CTとほぼ同等の画像の撮影が可能で、危険を伴うスクリュー挿入等のインプラント手術もリスクを抑え、施術時間が短縮できる。

 日々の診療で患者からの希望、要望に応え、地域に根差す同院。これからも脊椎脊髄疾患の治療を通じて、八王子を中心とした多摩地域の医療に貢献していく構えだ。

「常に治療法や医療機器をアップデートさせ、一歩先を行く医療を心がけています。ご自身の脊椎脊髄の疾患が治らないと思い悩まれているなら、ぜひ、相談してください。痛みやしびれなどの改善が期待できる方法を提案させて頂きます」

文/星 裕一朗

院長

和田 圭司

医学博士。1998年鳥根大学医学部卒業。テキサス大学MDアンダーソン癌センター、東京女子医科大学病院整形外科准教授を経て、現職。

医療新聞社
編集部記者の目

 脊椎脊髄疾患に特化した医療機関として、腰痛や頚部痛、歩行障害など多くの体の不調、悩みの改善、解消に取り組んできた。他院での回復が叶わなかった患者がたどり着く“最後の砦”だ。
「自分が抱えるお悩みが治せる疾患だと知らない方が少なくありません。どの病気が治療の対象かが分からず、諦めるケースが多い」と和田圭司院長は話す。圧迫骨折による脊椎の湾曲も高齢を理由に、放置してしまうという。
「昔からある、お年寄りは背中が曲がるものという俗説を信じてしまうのです。この疾患は治療でき、手術すれば、これだけ良くなるということを一人でもたくさんの方に知ってもらいたいですね」
患者への啓蒙、高齢者の医療リテラシーを上げることも医療機関の大事な責務だと、八王子脊椎外科クリニックは教えてくれる。

Information

八王子脊椎外科クリニック

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〒192-0903
東京都八王子市万町173-1 
※駐車場5台完備

TEL. 042-655-5566 

診療時間 
9:00~11:30/14:30~17:00
 (手術日 月、火、木、金)

休診日 日・祝

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