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立川ARTレディースクリニック

高度生殖医療で不妊を治療
刺激周期法で妊娠率向上を目指す

不妊症から不育症まで豊富な治療実績

 体外受精や顕微授精などの高度生殖医療(ART)を中心とした不妊治療で、豊富な実績を誇る立川ARTレディースクリニック。着床障害や不育症の治療にも力を入れており、開院以来約3800人※もの妊婦を送り出してきた。

 同院の特徴の一つが「刺激周期法」を基本とした体外受精・顕微授精だ。排卵誘発剤を用いた卵子の採取法で、自然周期法による採卵よりもはるかに多くの卵子を得ることができる。

「日本では自然周期法が一般的に行われる傾向にありますが、卵子は1回1~数個しか採取できず、妊娠率(対採卵あたり)も約4%しかありません。採卵数が世界最多でも、妊娠率が世界最低では、不妊治療と言えるのか疑問です。刺激周期法であれば、1回10~20個の卵子が採取でき、妊娠率も約70%あります」と右島富士男院長。

 採取できる卵子が増えれば、良好胚を得る確率も高まり、妊娠率の向上が期待できる。凍結保存しておける胚も増えるため、採卵回数の抑制による経済的・身体的負担の軽減も望める。また2022年4月からの保険診療開始に伴って、刺激周期法による排卵誘発による治療が有利であると考えられる。しかも胚盤胞への到達率が高いため、コストパフォーマンス的にも良いと判断できる。

 着床障害や不育症への検査・治療も見逃せない。「なかなか妊娠できないという患者さんには、子宮鏡検査を提案することもあります。子宮内膜ポリープのある患者さんも多く、切除することで妊娠率の向上が期待できます」

 患者一人ひとりに適した治療の提供を心がけ、一般不妊治療や生活指導なども行う。立川駅北口から徒歩3分の好立地。不妊に悩まされている方は、ぜひ一度訪れてみてほしい。

院長

右島 富士男

みぎしま・ふじお●1995年北里大学医学部卒。2003年北里大学産婦人科専任医師、04年スタンフォード大学、05年ノースウェスタン大学留学を経て帰国。IVFなんばクリニック医長を経て、10年開院。

医療新聞社
編集部記者の目

 一般不妊治療から高度生殖医療まで、幅広く対応している同院。右島院長の技術の高さはすでに定評があるが、1人でも多くの女性が健やかな赤ちゃんを産んでほしいという「思い」の強さがひしひしと感じられた。そしてその「思い」の強さがスタッフ全員に伝わって、チームとしてのまとまりが形成されているように見えた。患者からすれば、こうした1つの思いでまとまっているクリニックであれば、安心して治療を受けることができるにちがいない。

Information

立川ARTレディースクリニック

ホームページ

〒190-0012
東京都立川市曙町2-8-29 村野ビル4F

TEL.042-527-1124

【診療時間】月・火・水・金・土
      9:00〜12:30/15:00〜19:00

【休診日】木・日・祝

【自由診療】
体外受精胚移植 約20万~35万円
顕微授精胚移植 約25万~45万円