• 大分県

中津市立中津市民病院

根治性を保ちながら、患者さんに優しい
大腸がん治療を目指します

 当院は大分県北部と福岡京築地域24万人医療圏の中核病院であり、地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。

 大腸がんの診療は患者さんに優しい治療を目指しながら、キャンサーボードを通じて関係各科が連携を図りながら治療方針を決定し、高度進行がんに対しては手術に加え化学療法・放射線療法を含む集学的治療を行い、質の高いがん医療をモットーとしています。
 消化器内科では、早期の大腸がんに対して積極的に内視鏡下粘膜剥離術(ESD)を施行し、2022年(1~12月)には12例の治療を行いました。

 外科スタッフには消化器外科専門医4名が常勤し、うち3名が内視鏡外科のスペシャリストで、腹腔鏡手術を主体とした低侵襲治療を行っています。大腸がんに対する外科手術は年間74例※で、結腸直腸癌切除術の90%前後に腹腔鏡手術を施行しています。直腸がん手術では肛門機能を温存し、QOLを保てるよう心がけています。また2022年度は、潰瘍性大腸炎に合併した大腸がん患者さんに対する腹腔鏡下大腸全摘術を2例行うなど、高難易度手術にも対応しています。

 多職種によるチーム医療を充実させ、患者さんに信頼していただける質の高い医療を提供するよう心がけています。

※2022年1~12月

主任外科部長

江頭 明典

日本外科学会認定
外科専門医
日本消化器外科学会認定
消化器外科専門医
日本消化器病学会認定
消化器病専門医

Information

中津市立中津市民病院

〒871-8511
大分県中津市大字下池永173 

TEL. 0979-22-2480