周辺に重症症例に対応出来る医療機関が少なく、地域医療の最後の砦として、24時間365日、質の高い医療を維持し続けることを追求しています。当院の循環器内科の松尾浩志部長を筆頭にPCI（経皮的冠動脈形成術）は年間700例前後、EVT（末梢血管治療）は年間300例前後と実に年間1000例前後※1の血管内治療を行っています。

　さらに、通常の血管内治療だけではなく、PCIの領域で最難関とされるCTO（慢性完全閉塞病変）に対する治療に実績があり、国内外で治療や指導にあたっています。また、高度石灰化病変に対する石灰化切削療法に関しても国内外で治療や指導にあたっています。創傷ケアセンターでは形成外科と協力して下肢壊疽、潰瘍に対する血管内治療を行っており、創傷管理も充実しています。近年、心臓血管外科と協力し、心臓血管センターとして内科的治療、外科的治療を駆使して患者Firstの治療を目指し日々邁進しています。

※1　すべて2021年1月～12月実績