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国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構

QST病院

重粒子線治療をリードしがん死ゼロ社会を目指します

QST病院は放射線治療のうち、重粒子線治療を主に実施する医療機関です。1994年の臨床試験開始から、2020年8月までに1万3000人を超える治療実績を積み重ねています。

 重粒子線治療では病巣に線量を集中して照射することができるため、周辺の正常な組織への影響を少なくすることが期待できます。また短期間での治療が望め、早期の肺がんや肝臓がんでは、1~4回の照射で治療を終えることもあります。通院治療で行える場合もあります。重粒子線治療は、手術が困難とされる骨・軟部肉腫、前立腺がん、頭頸部がん(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)で保険適用となっています。このほか肺、肝臓、膵臓などのがんでも先進医療として治療を受けることができます。当院では重粒子線治療装置の小型化に向けた研究開発や臨床試験を進め、重粒子線治療の普及を目指しています。

※保険適用の疾患は、重粒子線治療費に加え、診察・検査・入院費用が
保険適用になります。先進医療の場合はこのうちの重粒子線治療費一律
314万円が自己負担となります。

院長

辻 比呂志

つじ・ひろし●1982年、北海道大学医学部卒業。筑波大学臨床医学系講師、放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院医長、放射線医学総合研究所臨床研究クラスタ重粒子線治療研究部長、同副クラスタ長を経て、2019年より現職

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