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銀座ファインケアクリニック 

エビデンスをベースに高い技術で患者の希望に寄り添う

眼瞼の構造と働きを熟知した診療を提供

 東京・銀座に開院して16年、形成外科や美容の悩みに応えてきた銀座ファインケアクリニック。患者は増加の一途を辿り、既存の銀座院と渋谷院に加え2021年には新宿院、上野院を新たに開院した。同院に患者が多く訪れる理由に、エビデンス重視の姿勢がある。

 「形成外科や美容で患者さんの悩みや希望に応えるためには、足のつま先から毛髪まで、体表すべての構造や仕組みを深く理解したうえで治療を行うことが重要です」と話すのは同院総院長の沖正直医師だ。

 同院では沖正直医師を筆頭に、形成外科分野において豊富な知識と技術をもつ多くの形成外科専門医が診療にあたっている。そこで信念としているのがエビデンスに基づいた標準化された治療の実施だ。高度な技術と医学的根拠に基づく医療提供に徹する姿勢に、多くの患者が信頼を寄せている。

 そんな同院が力を入れる診療の一つに、眼瞼下垂がある。瞼が垂れ下がる症状で外見や視野に影響するだけでなく、肩こりや頭痛の原因になるなど、患者のQOL(生活の質)を大きく低下させる。

「眼瞼下垂には加齢などで皮膚が垂れ下がる皮膚性のものと、コンタクトレンズの長期使用などで瞼を開閉する筋肉である眼瞼挙筋が弛んでしまう腱膜性のものがあります。腱膜性は若年者にも多く、症状改善には眼瞼挙筋を引き上げる必要があります。正しい解剖学的診断に基づいた治療を選択しなければ、十分な症状改善は得られません。当院ではこのような眼瞼下垂の原因を解剖学的に見極めることのできる医師が適切な治療の提供に努めています」

患者のニーズにきめ細かく対応

 さらに同院は美容性を重視した仕上がりの美しさを追求している。「症状が治っても美容性を損なっては患者さんの不利益になります。当院では患者さんのニーズに応えるため、機能面と美容面の両面からきめ細かな施術を自由診療として提供しています」

 例えば皮膚性の場合は、眉毛下のラインに沿って皮膚を切除することで瞼の緻密な構造を温存したまま弛みだけを改善し※1、自然に仕上げる。腱膜性の場合は、弛んでしまった眼瞼挙筋を短縮し、さらに皮膚を眼瞼挙筋に縫い付けることで綺麗な二重瞼を形成する方法※2がある。

 「術前だけでなく術中も患者さんと一緒に確認しながら進め、希望の仕上がりに努めています」。こうした微調整は、目の複雑な構造と仕組みを理解した形成外科医ならではの技といえるだろう。

 「人生の質を向上させる治療が当院の考えるもう一つの医療。その思いをもって、悩みを抱える患者さんに寄り添っていきたい」。確固たる信念と情熱を持つ沖医師はそう強く語った。

自由診療:※1 眉毛下皮膚切除 298,000円 ※2 挙筋前転法 398,000円

①【眉毛下皮膚切除術 症例】

《院長からの解説》
64歳男性。垂れ下がった瞼が視野に被るため改善希望で受診。頭痛、肩こりの症状も認めた。はっきりした二重瞼にしたいわけではなく、自然な仕上がりを希望されていた。上記希望を踏まえて、眉毛下皮膚切除術を行った。患者様に鏡を見せながら、攝子で眉毛下の余剰皮膚をつまみ、希望の皮膚切除量を確認して眉毛下縁に合わせた皮膚切開線を決定。デザイン通りに皮膚と眼輪筋を切除後、眼輪筋・皮膚を各々縫合して手術終了。術後6ヶ月検診時、開瞼時の余剰皮膚は著明に改善し、頭痛・肩こりの症状も改善した。眉毛下の傷跡も成熟して目立たない。
起こり得る合併症:出血、感染、疼痛、傷跡、左右差

眉毛下皮膚切除術 料金
両目 298,000円(税込)

②【眼瞼挙筋前転術 症例】

《院長からの解説》
29歳女性、当院スタッフ。腫れぼったい瞼の改善、及び、瞼の開きを大きくして、目をパッチリした印象にしたいと受診。本人の希望を達成するため、臨床所見としては、軽度腱膜性眼瞼下垂が有効と判断し、上記術式を施行した。本人に鏡を見せながら、術後の重瞼線を決定し、それに合わせて皮膚を切開後、眼瞼挙筋を露出。眼瞼挙筋を短縮して瞼板に固定(眼瞼挙筋前転)した。この段階で座ってもらい、開瞼位、閉瞼位の状態が希望通りであることを確認した。眼瞼挙筋に留めながら皮膚を縫合し、重瞼線を形成した。術後3ヶ月検診時、開瞼幅が大きくなり、パッチリした瞼が形成されている。
起こり得る合併症:出血、感染、疼痛、傷跡、左右差

③【眼瞼挙筋前転術 症例】

《院長からの解説》
20歳男性。瞼の開きが弱く、眠そうにみられると受診。臨床所見として、軽度腱膜性眼瞼下垂と判断し、手術を施行した。元々の重瞼線をそのまま残す方針とし、その線に合わせて皮膚切開して、眼瞼挙筋を露出。眼瞼挙筋を短縮して瞼板に固定(眼瞼挙筋前転)した。この段階で患者様に座っていただき、開瞼位、閉瞼位の状態が希望通りであることを確認した。眼瞼挙筋に留めながら皮膚を縫合し、重瞼線を形成した。術後1ヶ月検診時、開瞼幅が大きくなり、パッチリした瞼が形成されている。
起こり得る合併症:出血、感染、疼痛、傷跡、左右差

眼瞼挙筋前転術 料金
両目 398,000円(税込)



症例はこちらからもご覧になれます
https://www.ginzafine.com/campaign/ganken2104/

総院長

沖 正直

日本形成外科学会認定形成外科専門医

医療新聞社
編集部記者の目

 「もともと手術が得意。形成外科では手術方法もたくさんあり、難しい分野でもあります。ただ、術後の結果がわかりやすく患者さんの喜ぶ表情が見られるのがうれしい」。沖正直医師は、形成外科医を志したきっかけをそう話す。外見や美容の悩みは、どこに相談したらよいかわからず、一人で抱え込みがちになる。そんな中、医学的根拠に基づいた医療に徹する同院は心強い存在だろう。「僕自身もそうであるように、どこの病院に行けばよいか、どんな医師を選べばよいかは非常に難しいこと。だからこそ同院では、本院・分院にかかわらず気軽に相談できて、質の高い医療を常に提供できる体制を築いています」。患者の思いを決して疎かにしない沖医師の強い意志に触れた取材だった。

Information

銀座ファインケアクリニック 

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