• 鹿児島県

医療法人 三州会

大勝病院

脳神経疾患に対して
リハビリまで含めた
総合的な医療サービスを提供

2020年、リハビリを重視した病院に生まれ変わった

 間近に桜島の雄姿を仰ぐ、鹿児島市真砂本町に大勝病院の堂々たる新病棟が建つ。2020年、創立40周年を迎えた際、全面的にリニューアル、地上7階建て病床数321床の巨大病院に生まれ変わった。

 建物の特徴はリハビリを重視したことだ。総合受付外来は2階に置かれ、1階には広大な訓練室を配置した。「訓練室では歩行に必要な筋肉を取り戻した後、平行棒や杖を使った歩行訓練を行います。ある程度、歩けるようになったら、屋外のリハビリ庭園に出て訓練を続けます。屋内と屋外はシームレスで、歩行路がつながっており、楽しみながら歩行能力を高められるようになっています」と大勝病院理事長の大勝秀樹医師は話す。

 大勝病院は全国に先駆けて神経内科・リハビリテーションに特化した病院として誕生。頭痛・めまいから脳卒中、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症といった難病に至るまで、さまざまな脳神経疾患の治療にあたる。特色の1つは常勤の日本神経学会認定神経内科専門医11名のほか、リハビリを担う理学療法士、作業療法士、言語聴覚士らが集結、手厚い診療体制を敷いていることだ。

 2つはパーキンソン病を診断するのに必要な最新のMRIや核医学検査装置を備えたこと。後者は脳の血液の流れを調べ、脳内の神経回路、神経伝達の状態をみる検査などが行える。

  • 核医学検査

理事長

大勝 秀樹

医療新聞社
編集部記者の目

新病院は2018年9月に着工、創立40周年を迎えた2020年2月に完成し、4月から業務を開始した。1980年、全国に先駆けて神経内科・リハビリテーションに特化した病院として開業。パーキンソン病の治療には定評があり、診断に必要な最新のMRIや核医学検査装置を備え、治療には常勤の神経内科専門医11名が、リハビリには理学療法士、作業療法士、言語聴覚士らの充実したコメディカルスタッフがあたっている。

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大勝病院

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診療科目 神経内科 リハビリテーション科

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