単孔式腹腔鏡下手術を用いた
「からだにやさしい」胆石治療

医療法人社団協友会
メディカルトピア草加病院

 

外科 高橋 昂大 医師

 
たかはし・こうだい●2010年、日本大学医学部卒業。日本赤十字医療センター、東京大学医学部付属病院、新東京病院を経て、現職。日本外科学会認定外科専門医、日本消化器外科学会認定消化器外科専門医。
 

低侵襲な手術を、迅速かつ正確性高く実践

 内視鏡技術の進歩に伴い、腹腔鏡下手術に代表される、低侵襲な外科手術が急速に普及してきている。その先駆者として多くの実績を積み重ねているのが、埼玉県のメディカルトピア草加病院である。同院は「からだにやさしい手術」の実践を目標に、年間700件以上(※2017年1月~12月)の手術のほとんどを腹腔鏡下手術で実施。「切開範囲を格段に抑えられ、また精細な画像をモニターに映し出して手術できるため、安全性・正確性の向上も追求できます」と、外科の高橋昂大医師。
 胆石の治療において、さらに低侵襲な「単孔式腹腔鏡下手術」をほぼ全例で実施していることも、特筆すべき点だろう。臍の部分の約2㌢の切開と、右わき腹の2㍉の針孔だけで治療する、とことん低侵襲性にこだわった術式だ。3~4カ所を切開する一般的な腹腔鏡下手術よりも傷が少なくなり、整容性の向上に加え、術後の痛みの軽減、入院期間の短縮が期待できる。
 
 単孔式腹腔鏡下手術は手術器具の操作の難易度などから、医師やスタッフに高度な技術・チームワークが要求される。その点、同院には腹腔鏡下手術に熟達した医師・スタッフが集い、一例一例に細心の注意を払っている。そのうえで、より精度の高い手術を目指し、手術器具を自ら開発するなど徹底的に工夫を重ねている。そうした取り組みの結果、通常70分ほどかかる単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を、同院では平均50分ほどと非常に短く提供。また一般的に7%程度といわれる合併症の割合も1%ほどまで抑えられている。
 
 高橋医師は、こうした低侵襲治療をより多くの患者に届けるために、早期受診の重要性を訴える。「胆石の治療は簡単に思われがちですが、悪化すると手術の難易度は高く、また薬物療法で軽快しても2年で8割が再発するといわれています。症状があれば早めに受診し、適切な治療を行うことが大切です」。高度な技術に愛情が伴ってこそ良い医療ができる、そうした信念を持つ高橋医師を中心に、同院はこれからも患者の負担を抑えた治療の実現に全力を挙げる。
 

Information
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【診療科目】内科、消化器内科、循環器内科 呼吸器内科、糖尿病内科 外科、内視鏡外科、婦人科、泌尿器科、女性泌尿器科、整形外科、小児科、皮膚科、麻酔科(竹下 裕二)、リハビリテーション科