脳神経外科と脳神経内科が一体となって
「患者の希望を叶えるための医療」を実践


医療法人ラポール会
田辺脳神経外科病院
 
院長 田辺 英紀
 
たなべ・ひでき●医学博士。1984年、大阪医科大学卒業。北野病院などで脳神経外科手術の研鑽を重ねたのち、城山病院脳脊髄外科センター長、病院長として、南大阪地区の脳神経外科医療の発展に大きく寄与。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。

 
 

脳手術の経験・技術を活用し ハイレベルな診療を実践

大阪府の田辺脳神経外科病院では脳・神経の疾患に特化した医療を提供し、脳血管内治療も含めて年間600件近く(※2018年1月〜12月)の手術実績を重ねる。救急医療にも注力し、年間1500件以上の搬送を受け入れ、南大阪全体の救急医療の中核を担っている。
 
同院では脳神経外科と脳神経内科のエキスパートが一体となって、適切な診断と治療方針の決定、高度な治療を追求している。その連携によって、例えば認知症や歩行障害に潜む、脊椎脊髄疾患や水頭症などを発見できていると田辺英紀院長。そうした診察に基づき、高齢者においてもスポーツなどの今後やりたいことを入念に尋ね、年齢や環境などに応じた治療を選び抜く。「患者さんのご希望を叶えるための治療にこそ意味があります。手術もあくまでその手段の1つ。敷居を低く提供するため、低侵襲で確かな結果を届けるように努めています」
 
こうした体制のもと、同院では近年、脊椎脊髄疾患の実績が伸び続けている。そこで脳手術の技術・経験をいかし、顕微鏡下手術などの負担を抑えた手術を提供している。同院の医師達は神経の癒着部分の剝離などの緻密な手技に精通しており、合併症を最小限に防ぎながら、機能の改善や症状の緩和・消失を追求。また手術中の出血が増加すると、合併症だけではなく癒着で再発を招くこともあるため、血流が多い脳の手術で培われた細やかな止血の技術を駆使し、小さな傷で神経周辺の出血を最小限に抑えている。出血がほとんどなく、手術当日の食事や翌日の歩行が可能だという。
 
同院では開院10周年となる2019年に増築を計画。病棟と直結したリハビリセンターや最新MRIの増設など施設面の拡充を目指すと共に、医師・スタッフの教育にも全力を挙げるという。「これからも一人でも多くの患者さんの一助となることが目標です。まずはお気軽にご相談下さい」
 

Information
田辺脳神経外科病院
ホームページ

 
〒583-0014 大阪府藤井寺市野中2-91  
TEL.072-937-0012

【診療科目】脳神経外科・脳神経内科
【診療時間】9:00~12:00/14:00~16:00
【休診日 】土・日・祝
●救急・急患は年中無休24時間受付

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