糖尿病と密接な眼疾患から
地域住民の目を守る



イセザキ眼科医院

院長 杉本 哲理

 

すぎもと・てつり●2006年、獨協医科大学医学部卒業。東京女子医科大学病院臨床研修・糖尿病眼科などを経て、18年より現職。

 
 
 

豊富な経験に基づき糖尿病にかかわる眼疾患を診る

 JR関内駅から徒歩5分という好立地に位置し、白内障の日帰り手術や網膜硝子体疾患へのレーザー治療などを提供するイセザキ眼科医院。杉本哲理院長は、1972年に母親である前院長が開設した同院を18年に引き継いだ。「対話を重視し、患者さん目線の治療を心がけています」と杉本院長は語る。
 また、引き継ぎと同時に院内に手術室を新設し、白内障に対する日帰り手術の提供も開始。糖尿病網膜症などの眼底疾患用の単焦点レンズや、保険が適用される多焦点レンズも導入し、保険診療で受けられる治療の選択肢を広げている。痛みや合併症を抑えながら手際よく行う手術も強みの一つだ。中でも、糖尿病患者への白内障手術は合併症が生じやすく、手術には技術を要する。しかし杉本院長は、「一つ一つの手技を丁寧に行えば、合併症は限りなく0に近づきます。約10年在籍した大学病院の糖尿病眼科で培った経験が、役に立っています」と語る。手術当日の夜24時まで対応する電話相談も、もしもの時の患者の安心感につながっている。

新設された手術室では、白内障の日帰り手術が行われる

 
 
 さらに、網膜硝子体疾患への治療にも自身の知見が生きているという。特にレーザー治療に力を入れ、熱量を抑えられる最新のパターンレーザーを導入。病態に応じて照射方法を変えるなどの工夫で、痛みや合併症をなるべく抑えている。診断では正確かつ患者の負担なく行えるよう、造影剤なしで血管撮影が可能なOCTアンギオグラフィーも取り入れている。「糖尿病は、糖尿病網膜症をはじめさまざまな眼疾患ともかかわっています。働き盛りの方が、こうした眼疾患で失明してしまうのを防ぐ一助となれれば」
 その他、結膜母斑へのレーザー治療やまつげの育毛も提供し、美容面にも力を入れる同院。スタッフの接遇にも気を配り、受付の雰囲気も好評だという。「自身の経験を活かし、地元である横浜で地域医療に貢献したいと思います」
 
※自由診療 費用:結膜母斑レーザー治療片眼3万円、両眼5万円(診察代、目薬代を含む)。
 
 

造影剤を使わずに血管を撮影できるOCTアンギオグラフィー

Information
イセザキ眼科医院

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〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町3‐110、2階
TEL. 045‐261-2782

【診療時間】月~水、金 10:00~13:00/15:00~18:00
          土 10:00~13:00
     (木曜は手術日)
【休診日】日・祝

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