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傷が目立たない、痛みの少ない
2㍉〜5㍉の切開で行う鼠径ヘルニアの手術

【メディカルトピア草加病院】 (埼玉県草加市)

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医療法人社団 協友会
メディカルトピア草加病院
 
外科・ヘルニアセンター長 亀井 文
 
かめい・あや●2004年、北海道大学医学部卒業。サンジョバンニ病院(ローマ)外科臨床留学で単孔式内視鏡手術を学ぶ。手稲渓仁会病院、上尾中央総合病院勤務などを経て現職。
日本外科学会認定外科専門医。
国際大腸手術研究会における女性医師の発表するセッションにおいて、世界各国から招待された8名の中に選ばれている。
 

豊富な経験に基づく高度な腹腔鏡下手術を

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近年、数カ所の小さな切開のみで行える腹腔鏡下手術が注目されている。同手術の先駆者、金平永二院長を中心とするエキスパートが数多く在籍し、各分野で負担の少ない手術を実践しているのがメディカルトピア草加病院だ。対象疾患の1つが腸壁の弱い部分から皮膚の下に腸が飛び出す鼠径ヘルニアであり、2015年には「ヘルニアセンター」も開設した。
 
「鼠径ヘルニアは良性疾患であり、がんみたいにこのステージならこの治療とはなりません。それだけに患者さんが必要とする治療の選択を大切にしてきました」。そう語る亀井文医師は、同院で年に160~180件行われる手術(16年1~12月)を中心となって手がけ、各地での手術指導や国際学会の講演に招かれるなど、実績豊富な医師だ。その経験で、嵌頓による緊急手術や、再発例、複数のヘルニアが生じた症例も含め、多くを腹腔鏡下手術で治療してきた。
 

小ささを極める傷の手術

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加えて、さらなる低侵襲化のため、従来より細い2㍉の器具も導入している。「ほとんど傷が目立たないため、最初は女性を中心に提供していました。現在では筋肉の損傷が抑えられる利点から、力仕事やスポーツをされる男性の手術も増えています」と亀井医師。ニーズが高い術式ではあるが、力の加減や操作に繊細さが求められるなど、技術を要するため、導入施設は決して多くないという。
 
体への負担や整容性への配慮に加え、短期滞在での手術の提供や滞在しやすい雰囲気の院内など、治療を受けやすい環境の構築に力を注いできた同院。現在では都内や他県からの来院も多い。手術でしか根治できない疾患だけに、男女問わず、気になる症状があれば一度受診してみるとよいだろう。

Information
診療科目:内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科、外科、内視鏡外科、婦人科、泌尿器科、女性泌尿器科、整形外科、小児科、皮膚科、麻酔科(藤岡丞)、リハビリテーション科
外科の外来受付時間:14:00〜17:15(月・木)/
9:00〜12:45(火・水・金)/9:00〜12:45(土)
休診日:日・祝
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〒340-0028 埼玉県草加市谷塚1-11-18
TEL.048-928-3112(予約専用)
048-928-3111(代表)
FAX.048-928-1522
http://www.mtopia.jp/
 
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