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充実した在宅診療、ホスピス型賃貸住宅でのケアで、
「自分らしく生きること」を支える

【千里ペインクリニック】 (大阪府豊中市)

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医療法人永仁会
千里ペインクリニック
 
理事長 松永 美佳子
 
まつなが・みかこ●1991年、大阪大学医学部卒業。2004年6月に千里ペインクリニック院長就任。日本麻酔科学会認定麻酔科専門医、日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック専門医。
 

手厚い診療体制で患者と家族の負担軽減に努める

がん患者には痛みや倦怠感、食欲低下、精神的な悩みなどが生じることが多く、大きな負担となる。大阪府豊中市の千里ペインクリニックが診療の柱の1つに据えているのが、患者への緩和ケアである。苦痛の軽減を専門とする技術や経験をいかし、薬物療法はもちろんのこと、全身状態の管理、生活スタイルに応じたアドバイスなどによって患者が「自分らしく生きること」をサポートしている。
 

「心が癒される」と大人気の、セラピードッグ

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同院の緩和ケアは、週4回に及ぶ訪問診療が中心となる。それは同院の松永美佳子院長が、手厚い診療体制の構築を徹底しているからだ。「がんの患者さんの中には、容体が急変する方もいらっしゃいます。患者さんと緊密に接し、生活や介護状況を正確に把握した上で、信頼関係を結ぶことではじめて、そうした急変にも対応できるのです」。
 
また、往診する患者には24時間・365日にわたる相談窓口も設置している。「患者さんやご家族にとって特に負担となるのが、発熱や頭痛などの際、すぐに病院を受診した方が良いのか心配になる、そうしたストレスが絶えないことです。そのような負担の軽減に努めることが、より安心して生活できることにつながります」。曜日や時間帯を問わず相談できる上、必要に応じてすぐに往診してくれる体制は、患者と家族にとって心強いに違いない。
 

ホスピス型賃貸住宅でのケアという新たな方向性

全室個室でプライバシーが守られる「アマニカス」

全室個室でプライバシーが守られる「アマニカス」


近年、高機能病院で治療手段が無くなり、退院を促されたものの、介護する人がいないなどの理由で自宅療養も困難なケースが問題視されている。松永院長はそうした行き場のない患者を受け入れる施設の必要性を感じ、ホスピス型賃貸マンション「アマニカス」を開設した。ここでは医療スタッフによる緩和ケアが常時受けられ、抗がん剤治療なども継続できる。また体調が回復したら自宅に帰り、訪問診療に切り替えることも可能だ。
 
「がんや抗がん剤による様々な症状を緩和し、患者さんの希望する生活ができるような『第二の我が家』でありたいと考えています。さらにご家族も一緒に泊まることが出来ることが利点のひとつです。痛みや悩みがあれば我慢することなく、まずはご相談ください」と松永院長は笑顔で語った。

Information
診療時間:9:00〜17:00(月〜金)/9:00〜15:00(土)
休診日:日・祝
〒560-0004 大阪府豊中市少路1丁目7番18号 アマニカス1階
TEL.06-6856-1371
www.senri-pain.jp
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