匠の技術と最新鋭の設備、 熱意溢れるリハビリで
患者本位の診療を実践

 

脊椎・人工関節センター
浜田山病院

 
院長 小瀬 忠男

おせ・ただお●1988年、東京慈恵会医科大学卒業、同大学整形外科教室に入局。東京慈恵会医科大学附属青戸病院整形外科医長、総合川崎臨港病院整形外科部長などを経て、現職。日本整形外科学会認定整形外科専門医。

 

長期成績の向上を目指し 精密な手術を提供

高齢化の進行に伴い、膝・股関節の障害に悩む患者が増え続けている。その重症例に対する治療として広まる人工関節置換術を中心に、脊椎脊髄疾患手術、関節鏡手術、スポーツ整形など、幅広い整形外科分野の治療で都内屈指の実績を積み重ねているのが、東京都杉並区の浜田山病院である。小瀬忠男院長をはじめ、それぞれの治療を経験豊富なエキスパートが担当。他院で治療を断られた難治例にも積極的に携わり、宗教上の理由で輸血が難しい患者への無輸血手術も行うなど、どのような患者も優しく受け入れている。
 
実績の背景にあるのが、長期的なQOL(生活の質)向上を第一に考え、精度の高い手術を追求している点だろう。例えば、関節部門を率いる小瀬忠男院長は、術後の関節可動域の向上と合併症の抑制を重視し、わずか1mm、1度のズレさえも許さない、とことん精密さにこだわった人工関節置換術を提供。他院で設置した人工関節の交換や、細菌感染による再手術などにも対応している。また股関節の疾患には、小瀬院長が得意とする臼蓋回転骨切り術を選択することも可能だ。骨を立体的に削り出す職人的といえる技術を要する治療法で、関節を温存できる大きなメリットがある。小瀬院長の培ってきた経験・技術のもと、年齢や病態などに適した治療法を検討・提案してくれることも、患者にとって心強い点のひとつだろう。
 

ナビゲーションシステムで 正確性の向上を図る

高精度な手術を実現するため、同院ではコンピューターシステムで手術をサポートする、ナビゲーションシステムをいち早く導入してきた。術前に撮影した3DCTに基づく手術計画の構築、術中に患部や手術器具の位置情報を表示しながら治療できる術中ナビゲーションの活用などを通じて、正確性の向上を追求。その結果、同院では術前自己貯血のもと、全手術を無輸血手術で行っている。骨や関節の手術は骨髄からの出血が多く、また血管の出血のように結索して止血することもできない。ハイレベルな技術と最新機器を組み合わせ、短時間かつ効率的な手術を目指したことが、無輸血手術の実現に結びついている。 

 

長期的なリハビリで 患者に寄りそう

「高度な手術も大切ですが、それだけでは、患者さんの回復にとって必要なことの半分しか満たしていません。関節可動域の向上など、より良い結果を目指すためには、しっかりと時間をかけて、最適なリハビリテーションを行うことが重要です」。そう話す小瀬院長のもと、同院ではリハビリにも力を入れ、手術から入院中・退院後のリハビリまで一貫して提供。15名に及ぶ熟練スタッフが、患者一人ひとりにオーダーメードのリハビリで寄り添う。
 
整形外科疾患の多くは、痛みや痺れ、運動障害などを伴い、筋力低下を招くことも少なくない。そのため仕事や日常生活に円滑に復帰するためには、術後半年ほど、専門のスタッフによる入念なリハビリを受ける必要があると、小瀬院長は強調する。「患者さんにとっては、一生に一度の手術。だからこそ日本一の手術と充実したリハビリを届け、最高の結果につなげたい、その一心で日々の診療に努めています」。そう小瀬院長は微笑む。これからも患者本位の姿勢を貫き、多くの悩める患者の一助となるよう全力を尽くすという。
 

Information
医療法人社団 愛宝会
■浜田山病院(はまだやま)

ホームページ

 診療科目:整形外科、内科、形成外科、
      脳神経外科、リハビリテーション科、
      放射線科、臨床検査科
 診療時間:9:00〜12:00/14:00〜17:00
 休診日:日・祝
 ※急患及びレントゲン、CT、MRIなどの検査は
 24時間365日実施
 〒168-0065 東京都杉並区浜田山4-1-8
 TEL.03-3311-1195

 
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 ■あかばね整形外科

  〒115-0042 東京都北区志茂2-49-1
  TEL.03-5249-4976 http://akabane-tokyo.jp/
 
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  〒236-0032 神奈川県横浜市金沢区六浦5-1-11
  TEL.045-791-3762 http://mutsuura-yokohama.jp/

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