厚労省、子どもの医療データ活用
厚生労働省は25日、乳幼児健診や予防接種履歴といった子どもの医療データを集約し、個人の健康管理や疾病研究に活用するため、有識者検討会で議論を始めた。2018年度から各自治体での情報管理の電子化を進め、
2023年12月02日 土曜日
厚生労働省は25日、乳幼児健診や予防接種履歴といった子どもの医療データを集約し、個人の健康管理や疾病研究に活用するため、有識者検討会で議論を始めた。2018年度から各自治体での情報管理の電子化を進め、
白血球や赤血球のもとになる造血幹細胞に存在する遺伝子が、脂肪分の多い食事を取った場合に血液のがんである白血病の発症を防ぐことを、金大がん進展制御研究所・ナノ生命科学研究所の研究グループがマウスを使った
理化学研究所は24日、大阪大学や慶應義塾大学、日本医療研究開発機構と共同で日本人のゲノム解析を行い、日本人の適応進化に関わる遺伝子領域を明らかにしたと発表。適応進化とは生物の性質が世代を経るにつれて周
慶応大は24日、遺伝性難聴の治療薬の候補を人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って発見し、5月から患者に投与する臨床試験(治験)を始めると発表した。iPS細胞を利用した創薬の治験は、昨年、京大のチームが
臓器障害などを引き起こす「敗血症」の患者には、特定のタンパク質が健康な人よりも大幅に少なくなっていることが、岡山大大学院の森松博史教授(麻酔・蘇生学)らの臨床研究で分かった。このタンパク質が増えれば症
小野薬品工業が、がん治療薬「オプジーボ」について、新たに3種類のがんで公的医療保険が使えるよう2018年度内に厚生労働省に申請することが18日、分かった。オプジーボは高額だとして薬価が大幅に切り下げら
日立製作所は16日、尿検体を用いたがん検査の実用化に向け、体外診断分野では初めてとなる実証試験を、4月から開始したと発表した。 今回の実証試験では、臨床情報(がんの有無)付き尿検体の回収から、検体搬送
【大阪】あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)が市民活動団体やボランティアにコミュニティースペースとして開放している「街ステーション」で8日、枚方市のNPO法人日本予防医療ネットワーク(綿貫智香代表
血管の形成を促して、皮膚を早期、効果的に修復できる新しい人工皮膚「ペルナック Gプラス」を京都大のチームが開発し、国の製造承認を受けたと16日発表した。 やけどやけがで皮膚を失った人や、糖尿病性潰瘍で
福島医大生化学講座の橋本康弘教授(64)らの研究グループが13日までに、脳や脊髄の周囲にある体液「脳脊髄液」が漏れて頭痛や吐き気を引き起こす脳脊髄液漏出症を、高い精度で客観的に診断する方法を発見した。
日立製作所は16日、尿検査でがんにかかっているかを判別する実証実験を4月から始めると発表した。小児がんと胆道がん、大腸がんが対象で、早ければ2020年の実用化を目指す。自宅で採取した尿を検査機関に送り
富大工学部電気電子工学コースの中島一樹教授(高齢者工学)は11日、世界初の入浴介護アシストロボットの開発を進めていると発表した。富大は、県内の特別養護老人ホーム「ささづ苑」「つまま苑」「ほのぼの苑」の
心不全の診断技術は進歩しており、BNPという心臓から出るホルモンを血液検査で測定するだけで、心不全の程度が的確に判断できるようになっています。症状が出る前から心機能が低下していることも分かり、心不全を
理化学研究所は9日、京都府精華町の「けいはんな学研都市」(関西文化学術研究都市)で、さまざまな細胞に変化できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した新薬開発のための施設「iPS細胞創薬基盤開発連携拠
ヒトの胃において胃酸を分泌する機構は、プロトンポンプである(プロトンポンプはヒトの胃以外でも様々な生理的機能において働いている)。その胃プロトンポンプの原子レベルの構造を世界で初めて解明することに、名
熊本大大学院先端科学研究部の速水真也教授(49)らの研究グループは、効き目が長く続く新しいマラリア薬の仕組みを開発した。従来の薬をごく小さな穴が開いた素材「多孔性シリカ材」に詰めた「新薬」。薬が少しず
脳卒中患者のリハビリ効果を促進する可能性がある薬を見つけたと、横浜市立大などのチームが5日付米科学誌に発表した。もともとはアルツハイマー病の薬として開発されたもの。動物実験で有効性を確認しており、リハ
●男児の女性化乳房を誘発する 清掃用の洗剤、芳香剤、アロマテラピーなどに使用されるラベンダーとティーツリー。シカゴで開催された内分泌学会(ENDO2018) で発表されたところによると、このふたつのア
【ニューヨーク共同】米ロサンゼルスの裁判所は30日までに、米コーヒーチェーン大手スターバックスなど販売業者に対し、コーヒーに発がん性成分が含まれているとの警告を表示すべきとの判断を下した。AP通信など
京都大iPS細胞研究所は、新しい薬の候補になる化合物の毒性や副作用を、人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)と胚性幹細胞(ES細胞)、人工知能(AI)を利用して調べる共同研究を民間の研究機関と始めたと2日