「シャーガス病」/「住血吸虫症」 長崎大熱研が研究着手 1億6600万円の助成金活用
長崎大熱帯医学研究所(熱研、長崎市坂本1丁目)は29日、総額1億6600万円の助成金を得て、「顧みられない熱帯病(NTDs)」と呼ばれる感染症のシャーガス病の特効薬と、住血吸虫症の地域の感染状況が分か
2023年12月02日 土曜日
長崎大熱帯医学研究所(熱研、長崎市坂本1丁目)は29日、総額1億6600万円の助成金を得て、「顧みられない熱帯病(NTDs)」と呼ばれる感染症のシャーガス病の特効薬と、住血吸虫症の地域の感染状況が分か
厚生労働省は29日、東京都内で有識者会議を開き、タブレット端末やスマートフォンを使った遠隔診療に関する初の指針を取りまとめた。一部手直しを加えた上で30日に都道府県などに通知し、適用される。情報通信機
目と鼻に出る花粉症の主な症状……目のかゆみ・鼻水花粉症の症状は咳や喉の痛み、倦怠感や頭が重く感じるなど様々ですが、多くの人が感じる不快な症状は目と鼻に多く現れます。■花粉症による目の不快症状 ・目のか
厚生労働省は26日、「治療と仕事の両立支援に関するガイドライン」の参考資料を公表した。難病に関する留意事項をまとめたものと、医療と企業の連携に関するマニュアルをホームページに掲載。難病の特徴を踏まえた
ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、光の情報を脳に伝える網膜の神経節細胞を作製したと、東北大や理化学研究所などのチームが27日までに、米科学誌に発表した。失明につながる緑内障の根本原因の解明や、
岡山大は22日、がんの治療や検査に用いる医療ロボットの開発に成功したと発表した。医師がコンピューター断層撮影装置(CT)の画像を確認しながらロボットのアームを動かし、先端の針を患部に刺して処置する。遠
「視力がよければ目は健康だと思っていませんか? でも、視力はよくて、見えていたのに、失明に至る目の病気にかかっている人も多いのです」そう警鐘を鳴らすのは、眼科専門医で医学博士の平松類先生。40歳を過ぎ
岡山県医師会は21日午後1時半から、症状が悪化すると腎不全となり、透析治療が必要となる慢性腎臓病(CKD)をテーマとした県民公開講座を岡山市北区駅元町の県医師会館で開く。 川崎医科大腎臓・高血圧内科学
日本医療安全調査機構は15日、2017年に「患者の予期せぬ死亡事故が発生し、院内調査が必要」として届け出があったのは370件(前年比36件減)だったと発表した。半数近くの177件が「分娩を含む手術」に
けがや病気などで角膜が濁り、視力が低下した「水疱性角膜症」の患者の目に、他人の角膜内皮細胞を注入して再生させる治療を臨床研究として受けた11人のデータを解析し、有効性と安全性を示す結果が出たと、京都府
近赤外線という光を使ってがんを治療する「がん光免疫療法」の国内初の臨床試験(治験)が、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で13日までに始まった。米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員ら
今年1月、厚生労働省はエイズの知識の普及啓発や治療に関する指針を改正した。エイズとは後天性免疫不全症候群という疾患名のことで、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が免疫細胞に感染することで発症する。 日本で
鳥取市里仁のさとに田園クリニックで10日、腎臓病公開セミナーが開かれた。3人の専門家が腎臓が悪い人の健康寿命をどう延ばすかをテーマに、生活の質を上げることの大切さや透析治療と合併症予防などについて講演
東京医科大教授でもある杉本特任教授らは東京医科大で大腸がん患者、ポリープ患者、健常者の計242人の尿検体を採取。慶応大先端研のメタボローム解析技術を使って、尿中の代謝物を網羅的に解析した。その結果、が
金大医学系循環器病態内科学の山岸正和教授らのグループは、心房細動の患者を対象とした研究で、血液中のホルモン「BNP」値が高いと脳梗塞の発症リスクが高まることを突き止めた。死亡や重度の後遺症につながる可
政府は9日、多数の人が利用する建物内を禁煙とするなど、受動喫煙対策強化のための健康増進法改正案を閣議決定した。違反した喫煙者には過料を科すなど、初の罰則付きの対策となる。客席面積が100平方メートル以
富士経済は8日、医療情報システムの国内市場調査結果を発表、今後の注目市場として以下の4つを挙げている。■クラウド型電子カルテ クラウド型電子カルテ市場は、2025年には16年比2.3倍の46億円になる
中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は7日、インフルエンザの治療薬「ゾフルーザ」の保険適用を了承した。錠剤を1回飲むだけで効果が期待できるため、1日2回、5日間服用が必要な既存薬のタ
心の病気の境界線はどこか手の洗い過ぎ、ちょっとしたことを気にし過ぎ、戸締りを確認し過ぎ……。日常生活を送る中で、自分や他人の癖やこだわりや傾向に、何かしら違和感を覚えることがあるかもしれません。その際
さまざまな細胞に変化する能力を持つ人の胚性幹細胞(ES細胞)から作製した網膜組織を、末期の網膜色素変性で失明したマウスに移植したところ、光に反応するようになったことが分かった。理化学研究所多細胞システ
国立がん研究センターは28日、2001~04年にがんと診断された人の10年生存率は全体で55.5%だったと発表した。昨年の調査より1.3ポイント上昇した。今後も新たな抗がん剤の開発など、医療の進歩で少