がん先進医療に利子補給 県、患者のローン負担軽減
県は9月から、陽子線治療などの先進医療を受ける患者や家族の経済的な負担を軽減するため、がん先進医療に関わる費用を金融機関から借り入れた際に生じる利子を補給する事業を始める。それに先立ち、県は30日、商
2023年10月03日 火曜日
県は9月から、陽子線治療などの先進医療を受ける患者や家族の経済的な負担を軽減するため、がん先進医療に関わる費用を金融機関から借り入れた際に生じる利子を補給する事業を始める。それに先立ち、県は30日、商
東日本大震災で被災した石巻市立病院が9月1日、JR石巻駅前に移転して診療を始める。震災で縮小した地域医療の再生に向け、大きな一歩となる。 新病院は鉄骨一部鉄筋7階、延べ床面積約2万4000平方メートル
福岡市や大川市などで5キャンパスを展開する国際医療福祉大学(栃木県)は9月3日午後1時半から、佐賀市天神の佐賀新聞本社5階で特別講演会を開く。同大学長で放射線医学の第一人者大友邦氏が、「三大疾病におけ
厚生労働省は31日、喫煙と健康影響に関する専門家会合を開き、受動喫煙が肺がんの危険性を確実に高めることなどを盛り込んだ報告書案を示した。公共施設や飲食店など不特定多数の人が利用する室内の全面禁煙も提言
福島医大ふくしま国際医療科学センターの一部門「医療—産業トランスレーショナルリサーチセンター」の建物が30日までに完成した。9月12日に開所式が行われる。県議会政調会で県が示した。 医療—産業トランス
福岡市が30日発表した、市議会9月定例会に提案する53議案のうち、条例改正2議案は障害者福祉の充実や、街のにぎわいづくりにつながる内容だ。人事案件を除く議案は9月9日の初日に提案され、最終日の20日に
不妊に悩む女性の卵巣から細胞のエネルギーを作り出す細胞内小器官「ミトコンドリア」を取り出し、体外受精の際に卵子に移植したところ、2人で妊娠に成功したと、大阪市の不妊治療クリニックが29日発表した。 こ
岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で29日、気管支が細くなり呼吸困難になる閉塞(へいそく)性細気管支炎を患う40代女性に対する左肺の脳死移植手術が行われ、無事終了した。同病院によると、約3カ月で退院できる
県立保健医療大(山形市、前田邦彦理事長)は26日、同大大学院に2017年4月、博士後期課程が開設される見通しになったと発表した。設置認可は31日付の予定で、高度な知識を持った指導者養成を図り、専門職の
学校法人川崎学園(倉敷市松島)が、移転新築を進めている川崎医科大付属川崎病院(岡山市北区中山下)の新病院(同所)が31日、完工する。手術支援ロボットとして知られる「ダ・ビンチ」の最新鋭機種を県内で初め
さまざまな組織や臓器になる能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発で世界に先駆け、山中伸弥京都大教授が成功して10年になる。 細胞から組織を作って患部に移植する臨床研究など、「夢の万能細胞」は応
乳がんで乳房を失った人のための人工乳房の展示会「人工乳房フェアin京都」が、9月2~4日、京都市下京区河原町通四条下ルのブレストケア京都・お客様相談窓口で開かれる。乳房や乳頭のサンプル展示のほか、試着
大災害時、兵庫から現地に派遣される医師会の災害医療チーム「JMAT(ジェイマット)兵庫」の実務者研修会が28日、神戸市中央区の兵庫県医師会館で開かれ、各地の医師会の事務局員らが机上訓練などを通して、チ
ウイルス性の急性肝炎であるE型肝炎の患者数が今年、群馬県内で急増している。 7月末までの報告数は13人で、既に昨年1年間の12人を上回り、統計を取り始めた2003年以降で最多となった。 妊婦や高齢者が
◎石巻市立病院9月再開(上)高まる期待 東日本大震災で被災した石巻市立病院が移転新築され、9月1日にJR石巻駅前で再開する。未曽有の災禍で疲弊した地域医療に力を与える新拠点のオープン。多くの人の期待が
厚生労働省が、子どもの病気やけがに関する医療相談を受け付けている「小児救急電話相談事業」を通じて集めた情報について、一元的に集約するデータセンターを設置する方向で検討していることが22日、分かった。相
日本勢の活躍で盛り上がったリオデジャネイロ五輪。「国立スポーツ科学センター」(JISS、東京)メディカルセンター産婦人科医の能瀬さやかさん(37)=八戸市出身=は、五輪選手らトップアスリートをサポート
【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は21日、米製薬大手ファイザーが、がん治療薬を得意とする米バイオ医薬品企業のメディベーションを140億ドル(約1兆4100億円)で買収す
厚生労働省が、大規模災害時にエコノミークラス症候群などの予防対策や、トイレ環境の整備など公衆衛生対策を支援する「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT)の養成に乗り出したことが20日、分かった。医
群馬大医学部附属病院(前橋市)で手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、群馬大は19日、改革を早期に進めるため、司令塔となる学内の臨時組織を9月にも立ち上げる方針を明らかにした。 病院だけでなく、医
緑茶に含まれる「ポリフェノール」が、腹部に生じる大動脈瘤(りゅう)の増大を防ぐ効果があることを、京都大医学研究科の南方謙二講師や升本英利医師らが見つけた。腹部大動脈瘤は破裂すると50%以上の患者が死亡
市立室蘭総合病院、日鋼記念病院、室蘭市が主催する市民公開講座が20日、市立室蘭総合病院で開かれた。要介護の高齢者が、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、医療・介護・福祉が連携して療養生活 を支援する
消化器内科の医師らが内視鏡による診断や手術の技術を高める「日本海内視鏡セミナー」が19、20の両日、酒田市の日本海総合病院などで開かれた。20日には県内基幹病院の若手医師10人が、技術力の高い医師2人
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の有元佐賀恵准教授(59)=遺伝毒性学=は、サルナシの果汁に放射線障害の発症を抑える効果があることをマウスによる実験で確認した。これまでに皮膚がんや肺がん予防などの有効性
【ワシントン共同】光の一種の近赤外線を当てる方法で、がん細胞を攻撃する免疫細胞のリンパ球を活性化させ、がん細胞を退治する治療法を開発したと、米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員らが、17日付の米医学誌
岩手医大解剖学講座の原田英光教授(54)と大津圭史講師(42)の研究チームは、歯の表面を覆うエナメル質を作るエナメル芽細胞の生成に関する新しい仕組みを発見した。今後研究が進めば、人工多能性幹細胞(iP
国際対がん連合(UICC)日本委員会は10月22日に世界がん会議の日本開催50周年記念行事を横浜市で開催し、浅川町出身でがん研究の先駆者吉田富三博士の功績を世界に発信する。記念行事では吉田博士に関する
岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で18日、肺胞壁が炎症を起こして十分な呼吸ができなくなる特発性間質性肺炎を患う60代男性への脳死肺移植が行われ、無事終了した。順調なら約3カ月で退院できる見込み。 臓器移
肝がんや肥満症を考える市民公開講座(日本肝臓学会主催)が佐賀市のメートプラザ佐賀であった。来場者約240人が医療関係者の講演などを通して肝がん防止や肥満症改善のこつを学んだ。 佐賀大医学部附属病院の江
将来の胃がんの予防を―。別府市と市医師会は、市内の中学2年を対象に、胃がんの主な原因とされるピロリ菌の感染検査を実施している。毎年この時期に指定医療機関で希望者が受ける無料の健康チェックの際に検査でき