3Dプリンターで末梢神経再生 京大グループ開発
細胞で立体構造を作るバイオ3Dプリンターを使った新しい神経再生技術を開発した、と京都大医学部付属病院の池口良輔准教授らの研究グループが23日、発表した。事故などで損傷した末梢神経の治療に役立つ成果とい
2023年09月24日 日曜日
細胞で立体構造を作るバイオ3Dプリンターを使った新しい神経再生技術を開発した、と京都大医学部付属病院の池口良輔准教授らの研究グループが23日、発表した。事故などで損傷した末梢神経の治療に役立つ成果とい
がん細胞を攻撃するなど免疫をつかさどるナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを抑える手法で、移植手術後のマウスの拒絶反応「閉塞性細気管支炎」を緩和できたとの実験結果を、東北大のチームが28日付の米専門
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は27日、抗生物質(抗菌薬)が効かず、世界的に大きな問題になっている12種類の細菌のリストを公表した。人類にとって最も危険な病原菌だとして、各国に抗菌薬の迅速な
優れた効果が期待される一方、高額な薬価が問題視されている新型がん治療薬「オプジーボ」。がんで年間死亡者が最も多い肺がんへの保険適用も認められたことに伴い、県内のがん拠点病院では患者への投与が広がりつつ
世界をリードする日本の胃がん手術 そのスポークスマンとして海外を回る 日本人の罹患数・死亡数が多いことで知られている胃がん。それだけに、診断・治療技術については日本が圧倒的
日本産科婦人科学会(日産婦)は、体外受精した受精卵に染色体の異常がないかを調べて、子宮に戻す「着床前スクリーニング(PGS)」の臨床試験を大分市のセント・ルカ産婦人科(宇津宮隆史院長)など全国6施設で
乳がんの正しい知識や検診による早期発見の大切さを知ってもらおうと、「乳がんフォーラムみやざき2017」が19日、宮崎市のJA・AZMホールで開かれた。患者ら約250人が集まり、医師や闘病経験者の講演な
国立がん研究センターは16日、2000~03年にがんと診断された人の10年後の生存率は58.5%だったと発表した。10年生存率の算出は昨年に続き2回目で、0.3ポイントとやや上昇した。 06~08年に
大事なのは本質を見失わないこと そこに向け、諦めることなく技術を追い求める 天野篤医師は、2012年に天皇陛下へ冠動脈バイパス手術を執刀されたことで知られ、現在では順天堂大
アルツハイマー型認知症などの疾患につながる脳内の炎症について、神経細胞の働きを助ける「グリア細胞」が抑制することを、理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(神戸市中央区)などの研究チームが突
たばこの健康被害を防ぐ活動をしている医師らでつくる日本禁煙推進医師歯科医師連盟は13日「安全なレベルの受動喫煙はなく、飲食店などへの喫煙所の設置や禁煙の例外を認めるべきではない」とする提言をホームペー
新生児に多く発症し、重症化すると脳に障害を与える恐れがある黄疸(おうだん)の原因物質「ビリルビン」が生成される仕組みを、宮崎大の和田啓准教授(41)=構造生物学=と久留米大などの研究グループが初めて解
岡山県内の小児医療現場で、検査や治療方法を子どもに分かりやすく説明する「プレパレーション」の取り組みが広がりつつある。人形や検査機器の模型を使って過程を伝えることで不安を和らげ、泣いたり暴れたりする拒
「TLL1」という遺伝子に変異があると、C型肝炎の治療後に肝臓がんになるリスクが2.37倍になることを、名古屋市立大や東京大などの研究チームが8日までに突き止め、米学会誌電子版に発表した。リスクの高い
中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は8日、新型がん治療薬「キイトルーダ」の保険適用を承認した。一部の皮膚がんと肺がんに対し、15日から保険が使える。薬価は100ミリグラム1瓶約41
交通事故や転倒がきっかけで激しい頭痛やめまい、倦怠(けんたい)感に襲われる「脳脊髄液減少症」の患者・家族団体などが7日、兵庫県庁で金沢和夫副知事に対し、難病患者らが付ける「譲りあい感謝マーク」を、同症
1. 理研、他人のiPS臨床研究開始 重い目の病気、世界初 理化学研究所などのチームは6日、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、重い目の病気の患者に移植する臨床研究を始めた。5
【ワシントン共同】発見が困難な膵臓がんを微量の血液を調べるだけで、早期に高い精度で見つけられる手法を、米ヒューストンメソジスト研究所などのチームが開発し、6日付のオンライン科学誌に発表した。 膵臓がん
岐阜県は新年度から、市町村が行う大腸がん検診を受ける際の自己負担分を全額補助する。がんの早期発見、早期治療につなげる狙い。 厚生労働省の2013年度国民生活基礎調査や国立がん研究センターによると、県内
富山短大食物栄養学科で学ぶ“栄養士の卵”たちが、県内のお年寄りの健康寿命を延ばそうと、地元の野菜をふんだんに使った「のみ込みやすい料理」のレシピを完成させた。味も工夫し、就職先の福祉施設や病院などで普
3日、国立感染症研究所は都道府県別のインフルエンザ定点当たり報告数を更新しました。今週の発表によると、第4週(1月23日~29日)の全国インフルエンザ定点当たり報告数は39.4(先週比プラス11ポイン
重い目の病気の患者に、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を移植する手術を、厚生労働省の専門部会が1日、了承した。国の審議は終了し、事実上のゴーサインとなる。 他人のiPS細胞を使
福井大学は30日、子宮体がん(子宮内膜がん)の治療効果を画像で判定することに成功したと発表した。従来は子宮内膜をかき出し判定し、その後は一時ホルモン治療を中断する必要があった。同大は「画像判定によって