乾癬抑える物質発見 宮大・佐藤教授(免疫学)
皮膚病の一種「乾癬(かんせん)」が発症する仕組みの一部と症状を抑制するタンパク質を、宮崎大医学部の佐藤克明教授(免疫学)が発見した。効果的な治療法開発が期待でき、研究成果は先月、国際的な学術誌の電子版
2023年12月02日 土曜日
皮膚病の一種「乾癬(かんせん)」が発症する仕組みの一部と症状を抑制するタンパク質を、宮崎大医学部の佐藤克明教授(免疫学)が発見した。効果的な治療法開発が期待でき、研究成果は先月、国際的な学術誌の電子版
企業で働く若手社員を中心に「新型うつ病」と呼ばれる精神疾患が広がりを見せている。会社で少し上司から注意されただけで過剰反応してしまったり、激高してしまったりする若者が増えてきているのだ。新型うつの患者
赤ちゃんは夜中にしばしば目を覚ましてよく泣き、不機嫌になる。このような睡眠障害が疑われる乳幼児を対象とした「夜泣き外来」が7月、兵庫県立リハビリテーション中央病院(神戸市西区曙町)に開設された。発達障
人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経のもとになる細胞を作り、パーキンソン病患者に移植する高橋淳京都大教授のチームの治験計画について、国が認めたことが29日、関係者への取材で分かった。 パーキンソ
琉球大学大学院医学研究科薬理学の筒井正人教授らの研究グループは27日までに、心臓から肺に血液を送る肺動脈が狭くなり、血圧が上昇し右心不全をもたらす「肺高血圧」の原因に骨髄の一酸化窒素合成酵素が関与して
理化学研究所と国立がん研究センターは21日、人工知能(AI)を使って、内視鏡画像から早期胃がんを熟練医並みの精度で見つけることに成功したと発表した。 検診に使えば見逃しを減らし、早期治療につながると期
標準的な抗がん剤治療が効かなくなった進行膵臓(すいぞう)がんの患者を対象とした新しい免疫療法の治験が、富山大附属病院(富山市杉谷)で始まる。がん細胞を攻撃する免疫細胞の働きを高める方法で、新たな治療の
日本列島は22日も広い範囲で高気圧に覆われ、各地で猛烈な暑さが続いた。岐阜県郡上市で最高気温が39.8度となって過去最高と並んだほか、名古屋市千種区や愛知県豊田市でも39.5度となった。東京都千代田区
早大と防衛医大は17日、生体組織表面にシールのように貼り付けられる体内埋め込み型の発光デバイスを開発。このデバイスを担がんモデルマウスの体内に移植することで、光がん治療に応用し、腫瘍を消失させることに
3連休の最終日となった16日、東日本と西日本を中心に猛烈な暑さとなり、全国で、熱中症や熱中症の疑いで死亡した人は5人となった。3連休は、東日本と西日本を中心に日増しに気温が高くなり、16日、岐阜・揖斐
厚生労働省は、地域包括支援センターの業務に関する評価指標を策定した。認知症を含めた介護関連事業などの負担が増している状況を踏まえた措置で、認知症初期集中支援チームとの連携などの業務を適切に把握し、人員
厚生労働省の専門家会議は5日、がん治療で取り出した腎臓を別の腎不全患者に移植する「病気腎移植」について「先進医療」に指定することを条件付きで承認した。入院や投薬の費用に健康保険が適用され、患者の負担が
次代のリーダーとなり得る女性研究者を表彰し、支援する資生堂(東京都)の「第11回女性研究者サイエンスグラント」に、群馬大生体調節研究所の福中彩子助教(亜鉛生物学)が選ばれた。授賞式が6日、都内で開かれ
梅毒の感染者が爆発的に増えている。昨年は年間5000例を超えた。日本性感染症学会副理事長で東京慈恵会医大皮膚科教授の石地尚興医師に聞いた。長く年間1000例を下回っていた梅毒が徐々に増加し始めたのは、
厚生労働省は6日、仕事が原因でうつ病などの精神疾患にかかり、2017年度に労災申請したのは1732件で、1983年度の統計開始以降、最多だったと発表した。労災認定も506件で過去最多。うち自殺(未遂含