甲状腺疾患の基礎知識
女性を中心に多い疾患である「甲状腺疾患」。ただ、具体的にどのような症状で、どう検査・治療が進められていくかは意外と知られていません。「イライラする」「体が怠い」「暑がり・寒がりになる」な
2023年12月11日 月曜日
女性を中心に多い疾患である「甲状腺疾患」。ただ、具体的にどのような症状で、どう検査・治療が進められていくかは意外と知られていません。「イライラする」「体が怠い」「暑がり・寒がりになる」な
市販の風邪薬やせき止めシロップに広く使われているせき止め成分「コデイン」を服用すると、呼吸困難の副作用が出る恐れがあるとして、厚生労働省は22日、リスクが高いとされる12歳未満の子どもの服用を禁忌とす
血管の周りに巻き付いている「ペリサイト」という細胞は、これまで由来と考えられてきた細胞とは別に、「マクロファージ」という免疫系の細胞がもとになってできたものもあることを、富山大大学院医学薬学研究部の山
製薬会社が妊娠中の女性に投与しないよう求めている医薬品(禁忌薬)について、厚生労働省が、安全性を確かめられたものの投与を順次、容認する方針を固めたことが18日、分かった。主に臓器移植を受けた人が拒絶反
岐阜県内の循環器内科の医師らが民間のスポーツジムを活用し、心臓リハビリテーション(心リハ)と呼ばれる運動療法に取り組んでいる。心リハの保険適用は発症から150日のみで、運動療法の継続は課題の一つになっ
陽子線でがんを治療し、仕事復帰した作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんが18日、福井市のフェニックス・プラザで講演した。自身の体験談を紹介しながら「体を切らずにがんを治す夢のような技術」と述べ、陽子線治
日本癌治療学会は19日、若いころにがんになっても治療後に子を持つ可能性を残す具体的な方法を示した初の指針をまとめた。患者に不妊となるリスクを正しく伝えるとともに、卵子の凍結保存など生殖能力を残す方法を
歯科医院向けの通信販売を手掛ける歯愛メディカル(白山市)は、医薬系ベンチャーのセルテクノロジー(東京)と再生医療分野で業務提携した。乳歯や親知らずから採取した歯髄(しずい)細胞をバンクとして保管するセ
心臓修復パッチの開発を進めている、ニット生地製造の福井経編興業(本社福井市西開発3丁目、野坂鐵郎社長)は、将来的な海外販売を見据え、国際標準化機構(ISO)が定める医療機器の品質規格「ISO13485
卵アレルギーのリスクが高いアトピー性皮膚炎の乳児について、発症を予防するために生後半年から卵をごく少量ずつ食べ始めるよう勧める提言を、日本小児アレルギー学会が16日、発表した。 医師の指導を受けて行う
乳幼児を中心に感染する咽頭(いんとう)結膜熱(プール熱)の患者数が、県内で増えている。県衛生研究所が14日発表した1医療機関当たりの患者報告数は、置賜地域が3.83人となり、国立感染症研究所の警報レベ
「結婚後も外に働きに出る人が増えたことにより、仕事でのストレスや、ライフスタイル自体の変化、さらに食生活の欧米化など、女性をとりまく社会環境は大きく変わりました。それとともに、10〜20年ほど前から、
福島医大医学部呼吸器内科学講座の斎藤純平医師(46)は、ぜんそく患者への治療薬の効果を簡易に調べるシステムを企業と共同開発し、特許を申請した。専用の機器で患者の呼気を計測して病態を判別する世界初の技術
日本語がうまく話せない外国人患者と意思疎通を図るため、“翻訳”機能を強化する動きが岡山県内の総合病院などで加速している。翻訳アプリの入ったタブレット端末や電話での通訳システムを導入したり、通訳者を常駐
生の魚介類に付着する寄生虫「アニサキス」による食中毒の被害報告が急増している。魚を生で食べる習慣のある日本で多く、厚生労働省の統計では、ノロウイルス、カンピロバクターに次ぐ食中毒原因物質の第3位に。加
秋田県産業技術センター(秋田市)や精密機器メーカーの秋田エプソン(湯沢市)などと共同開発した「電界撹拌(かくはん)染色装置」を用い、秋田大などの研究チームが、乳がんのリンパ節への転移の有無を診断する時
県難病相談支援センター(津市)の河原洋紀所長らは七日、県庁で記者会見し、厚生労働省から難病と指定されている間脳下垂体疾患の患者会を立ち上げると明らかにした。十八日に設立総会を開く。患者やその家族から加
重症化すると死ぬこともある急性膵炎は、膵臓の細胞内のタンパク質をリサイクルする「オートファジー」(自食作用)という機能が止まることによって起こるとの研究結果を秋田大や自治医科大などのチームが6日付の英
産業技術総合研究所(産総研)は、検査画像から「癌があるかどうか」を高精度で識別する人工知能(AI)を開発した。現状での精度は乳癌の超音波画像において85%程度で、さらなる精度の向上を図るとともに、企業
日本人の4人に1人が悩まされ、国民病として定着している花粉症。花粉飛散のピークもすぎ、開放感に包まれている人も多いはず。しかし、花粉は毎年飛んでくる。根治を目指すならば「喉元を過ぎた」今が狙い目だ。
厚生労働省は2日、有識者によるがん対策推進協議会を開き、今後6年間の国の取り組みを定める「第3期がん対策推進基本計画案」をまとめた。がんの早期発見に向け検診の受診率を50%、疑いがあった場合に進む精密
タカラバイオは1日、がん細胞でのみ増殖するウイルスを用いた膵臓(すいぞう)がん治療の臨床試験を国内で初めて開始すると発表した。期間は今年7月から2019年1月まで。一般の医薬品に比べて承認までの期間が
福井県立病院陽子線がん治療センター(福井市)を2016年度に利用した患者数は123人と15年度から5人減り、2年連続で前年度実績を下回った。公的保険の適用対象が小児がんしかなく、医療費負担が高額になる
京都府立医科大付属病院は31日、人の体内では増殖しない目の角膜内皮細胞を、体外で培養して移植する治験を始めると発表した。提供者が不足している角膜移植に置き換わる治療として期待を集めている。角膜内皮が傷
砺波市地域包括支援センターは今年度、認知症の予防や介護をする市民を対象とした認知症カフェ「ほっとカフェ」を2カ所増やし、5カ所に拡充した。高齢者が楽しく過ごせるよう、新たに臨床美術や音楽療法を取り入れ
脳の血流が悪化して起こる認知症の患者の脳内で、特定のタンパク質の量が増えていることを京都大の上村麻衣子特定研究員らのチームが発見し、31日付の国際神経病理学会誌電子版に発表した。 認知機能に悪影響を及
うつ病を改善させる鍵となるタンパク質を、マウスを使った実験で特定したと、岡山理科大などのチームが31日付の米科学誌電子版に発表した。 このタンパク質を増加させる薬剤をマウスに投与すると、症状が改善する