脳卒中、HALで歩行回復臨床へ
筑波大は30日、同大発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)が開発したロボットスーツ「HAL医療用」を、脳卒中患者のリハビリに使い、歩行能力を回復させる臨床試験を始めると発表した。治療効果を
2023年12月03日 日曜日
筑波大は30日、同大発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)が開発したロボットスーツ「HAL医療用」を、脳卒中患者のリハビリに使い、歩行能力を回復させる臨床試験を始めると発表した。治療効果を
福島県立医大などのグループは28日、歯や顎の骨の再生を促す純チタンの特殊な膜(メンブレン)の国内製造販売の承認を得たと発表した。金属加工の林精器製造(須賀川市)が生産を担い、来年1月下旬から医療機関向
厚生労働省の専門委員会は28日、子どもの難病として医療費の助成を受けられる「小児慢性特定疾病」に、色素失調症など14の病気を新たに追加することで合意した。正式決定後、来年度から助成を始める見通し。 小
腰痛、膝痛など運動機能の衰えを示す「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」。2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で「ロコモ」という略称を耳にする機会も増えた。同学会はロコモの進行度を簡単に判
医療機関でまた、点滴を利用した不可解な事件が起きてしまった。 横浜市神奈川区の大口病院で今月、同じ部屋に入院中の高齢の男性が相次いで死亡したが、原因はいずれも点滴に界面活性剤が混入されたことによる中毒
岡山大大学院自然科学研究科の妹尾昌治教授(生物工学)らのグループは26日、がんのもとになる「がん幹細胞」が分化し、がんの成長に必要な血管を形成していることをマウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使っ
コメヤ薬局(白山市)をはじめとする石川の薬局6社による合同の無料血液検査は25日、金沢市の香林坊アトリオで行われ、当初の予想を上回る買い物客ら110人が検査を受けた。 会場では午前から客足が途絶えず、
35歳未満で発症する「若年性乳がん」の患者や経験者の女性たちが、「患者同士で悩みや思いを分かち合える場をつくりたい」と、交流グループ「Tsubomi(つぼみ)」を結成した。結婚や妊娠など若年性特有の悩
横浜市神奈川区の大口病院で入院患者の八巻信雄さん(88)の点滴に異物が混入され殺害された事件で、点滴袋に目立った穴や破れがなかったことが24日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川署特別捜査本部は注射
西日本を中心に流行しているはしか。感染力はインフルエンザの4~6倍といわれ、患者と同じ部屋にいるだけでも感染することがある。予防するには、ワクチン接種で免疫をあらかじめ獲得しておくことが有効だ。栃木県
奥羽大薬学部(郡山市)の大島光宏教授を中心とした国際研究チームは22日までに、歯周炎(歯槽膿漏(のうろう))の原因となる細胞の特徴を遺伝子レベルで解明することに成功、この細胞の検出法を確立し、国際特許
運動中あるいは運動後に頭痛を感じた事はありませんか? それが拍動性のもの(自分の脈に一致するようなズキンズキンとしたもの)で、運動時以外には出現しないのであれば、労作性頭痛と言います。対策は、元も子も
青森県立中央病院(青森市)は本年度、がん患者や経験者のための運動教室を開催している。医療関係者は「適度な運動は、病気の予防になる」と説明し、参加者は「運動することで気持ちがすっきりする」と語る。 8月
【江別】視覚障害のある生徒の指導に情熱を注いできた江別市の男性が、難病に冒された。札幌視覚支援学校の寄宿舎指導員、林芳彦さん(55)。小脳が徐々に消失してしまう原因不明の病で、治療法も確立されていない
県病院事業局は16日、県立中央病院(山形市、後藤敏和院長)で、県内の40代と80代の乳腺疾患の女性患者2人から採取した検体を取り違え、誤った手術を行ったことを明らかにした。 40代女性は必要のない乳が
野口英世記念会は16日、第59回野口英世記念医学賞に、東大大学院医学系研究科教授の畠山昌則氏(60)を選出したと発表した。授賞式は11月5日に猪苗代町で行われる。 受賞研究は「ピロリ菌感染を基盤とする
介護サービス事業所の従業員や家族会を対象にした認知症を学ぶ講演会(新富町介護支援専門員連絡会主催)は14日、同町の旧中央公民館であった。九州保健福祉大の小川敬之教授(53)を講師に迎え、約100人が初
佐賀新聞のメンバーズクラブBeginの特別講座「アイ・サロン」(ヨネザワ共催、HOYA協力)が17日、佐賀市の佐賀新聞社であった。目の健康や眼鏡の選び方など4つのセミナーが開かれた。 県医療センター好
浅川町出身のがん研究の先駆者・吉田富三博士の功績を記念した講演会「がん征圧の今」は17日、福島市の福島医大で開かれた。来場者が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究成果や小児がんを巡る問題などに理解を深
国内の医療機関で2014年に実施された体外受精は39万3745件で、その結果、4万7322人の子どもが生まれたとの集計を、日本産科婦人科学会が16日までに発表した。晩婚化に伴い不妊治療は年々拡大し、実
理化学研究所は16日、サルの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞を別のサルに移植した場合、免疫の型が同じであれば免疫抑制剤を使わなくても拒絶反応が出ないことを確認したと発表した。移植に当た
ニチアス羽島工場(岐阜県羽島市)でアスベスト(石綿)を吸い込み、中皮腫などを発症して死亡した元労働者3人の遺族7人が15日、適切な規制を取らなかったとして国に元労働者1人当たり1430万円の損害賠償を
腹腔(ふくくう)鏡や開腹手術を受けた患者が相次いで死亡し、高度医療を提供する「特定機能病院」の承認が取り消された群馬大医学部附属病院(前橋市)について、一連の問題の影響による補助金や収入の減少が201
乳がんは、わが国において女性のがん罹患(りかん)の第1位で、2015年には約9万人が発症し、約1・4万人が乳がんで死亡していました。10年前の05年の乳がん罹患者が約4・8万人だったので、この10年間
愛媛県は15日、同県の西条保健所管内(新居浜市、西条市)の病院で入院患者と職員計25人が結核に集団感染し、うち40~70代の女性患者7人が発症したと発表した。7人とも容体は安定しているという。 県によ
乳幼児を中心に冬場に流行するRSウイルス感染症が、群馬県内で拡大の兆しをみせている。前橋市総社町の認定こども園「あおぞら総社」は、食前と外出後の手洗い指導を徹底している=写真。 例年は10月以降に患者
県が11月に郡山市に開所する医療関連産業集積の拠点施設「ふくしま医療機器開発支援センター」のオープニングプレイベント「ふくしまからはじまる医療機器の未来」は13日、郡山市のビッグパレットふくしまで開か
8月末に完成した川崎医科大総合医療センター(岡山市北区中山下)が13日、報道関係者に公開された。同大付属川崎病院(同所)の老朽化に伴い、旧深柢小学校跡地に移転新築した。12月1日に名称を同センターと改
認知症の人やその家族、地域の人たちが集い、交流する「認知症カフェ」が札幌市内で広がっている。市が認証したカフェは36カ所と、昨年度末から倍増した。家族が介護の困りごとを語り合ったり、専門家から助言が受